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酔眼漂流記


2007-05-09(Wed)

amazon.rbがちょっと変?

altとtitle属性をちゃんと取得しない。どうやってもわからないので、最後の手段。ダウンロードし直して、インストールしてみた。で、解決。

とりあえず結果オーライはいいんだけど、気にはなる。プラグイン自体は動いてたんだもんなぁ。

Tags: tDiary

2008-05-09(Fri)

シャクルトンに消された男たち/ケリー・テイラー=ルイス

1914年、南極大陸横断に挑んだシャクルトンは、航海の途中船が氷塊に阻まれ氷の圧力により崩壊してしまう。以後2年近く漂流生活を余儀なくされるが、27名の隊員にひとりも犠牲を出さず奇跡の生還を果たす。彼は本来の探検は失敗したものの、絶望的な状況下から生還した手腕が讃えられて名声を得ることになるのだ。日本でも数冊本がでているので割と有名だろうか。

で、本書。シャクルトンには本隊とは別に支援隊がいた。彼らロス海支隊は南極を横断してくる本隊のために、補給所の設営目的で反対側に上陸した。その彼らの悪戦苦闘の冒険譚。

何が凄いって、彼らもシャクルトン隊と状況はそんなに変わらないのだ。孤立無援で自分たちの生存さえ危うい状況。しかし、補給所を設営しなければシャクルトンたちが危なくなる。彼らは他人のために過酷な環境の中、2年間にわたり極点に向けて命を懸けて踏み入っていくのだ。

しかもである。その当時の技術ではお互いに連絡する術が無く、当然シャクルトンが遭難したことを知らない。もはや必要なくなった補給所を黙々とに設営する彼ら。やはり人のために何かを為すという意識の高さが彼らを支えていたのだろうか。人の命が自分の肩にかかっていると思えば投げ出すわけにはいかないよなぁ。

それにしても、その計画は大雑把で杜撰だと思わずにいられない。探検の成功には欠かせない支援隊ではあるが、シャクルトンは本隊の準備に手いっぱいといった感じで、最初から見捨てられているといってもいい状況なのだ。そんな状況でも献身的な彼らの行動の凄み。そしてシャクルトンとは違い、その目的を達成するのだ。

しかし、皮肉なことにシャクルトンの「成功」のために彼らの偉業は「消されて」しまうのであった。

何だか人生の縮図を見ているようだ。

シャクルトンに消された男たち—南極横断隊の悲劇 シャクルトンに消された男たち—南極横断隊の悲劇
ケリー・テイラー・ルイス
文藝春秋
¥ 2,000

Tags: 感想

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