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酔眼漂流記


2007-08-20(Mon)

永遠の0/百田尚樹

自分たちの本当の祖父・宮部久蔵は太平洋戦争で亡くなっていた。それも特攻隊員として。慶子・健太郎の姉弟は元戦友を訪れ、祖父のことを調べ始める。そこで知る祖父の姿は天才的な腕を持つ零式艦上戦闘機・ゼロ戦のパイロットであり、妻と子の写真を常に携帯し、必ず生きて帰ることを願っていた。戦友たちはそんな彼の命を惜しむかのような姿から「憶病者」と軽蔑もしていたのだった。生への執着を見せた祖父は最後になぜ特攻に志願したのか。姉弟はやがて驚くべく事実に遭遇する。

物語は宮部久蔵を知る人を訪ねて話を聞く繰り返しで進んでゆく。戦争体験談集を読んでいる感じ。が、ミステリとしても読める一冊。伏線がちゃんとあり最後にホロリとさせられるオチが*1待ってる。優し過ぎた男の悲劇と奇跡。そして、ゼロ戦の栄光と衰退の物語。

戦友たちの話は戦史にまで話は及ぶ。で、それは知っているものにはちょいと退屈ではあるんだけれどね。でもとても読み易いので、太平洋戦争入門ということで読むにも最適かも。あの当時どんなことが起こっていたのか。最初に読む一冊としてはお勧めだ。戦後も60年以上経って、日本が戦争をしていた記憶は薄れつつある。頭で知ってるだけじゃなく、多少なりとも知ること感じるってことは必要じゃないか。そういう意味でもこの本のように「おもしろく」読めてしまえるんだからぜひ手に取ってもらいたいと思う。

永遠の0/百田尚樹 icon

*1 ドンデン返しとまではいかないけれど

Tags: 感想

2008-08-20(Wed)

集中豪雨

これほどまでの大雨に遭遇したことはない。家の回りで踝ぐらいまで水没するほど。まさにスコールだ。あのまま降り続けたらどうなっていたことか。コンクリートで覆われた場所は水はけが悪い。


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