2007-10-03(Wed) 教習開始
■ 入校式と適性検査と初技能教習
今日から教習所通いが始まった。まずは9時から入校式。校長先生のお話。もう免許を持っているオレは、そのお話を聞くだけで終わり。その後受付に行って予約の取り方なんかを教わる。で、空いているので今日からさっそく教習を受けられるとのこと。それは願ったりと思ったが、実はまだヘルメットを購入していなかったのだ。この教習所はヘルメットは持参なのだ。ちょっと躊躇したが、ギリギリ買いに行く時間があることと、とれるときにドンドン取った方がいいだろうってんで予約を入れる。2時と3時の2回。
11時からは適性検査。ヘルメットを買いに行くことを考えると、これは今回はパするのもありだが、これもとれるときにってことで今日受けることにした。この適性検査は、知能テストのような心理テストのようなパズルのような。これが結構難しい。例えば枠の中にどれだけきれいに正確に「A」を書けるか、って問題があった。何もない時なら楽勝なんだろうけど、時間制限の中だとこれが拷問に近いのだ。きれいに早く書くってのは難しい。これは我が反射神経が衰えているせいもあるんだろうけど。頭の回転はまだまだ衰えちゃないと思うんだが、体がついて行かないというもどかしさにイライラ。
設問に対して「はい」「いいえ」を答える問題もある。これは素直に答えなきゃいけないんだろうけど、どうしてもよそ行きの気持ちが混じってしまう。嘘はついてないにしろ、それはちょっとどうなのよ、自分、なんてのもあったなぁ。
そして本日の午前の部は終わり。そこからが大忙し。まずいったん家に戻り、車で幕張にある2りんかんへ向かう。そこで大慌てでヘルメットとグローブを購入。といってもバイク雑誌を見てひそかにこれがいいなぁ、と思うのがあったので迷うことはなかったけれど。それでも店員のおにーさんにいろいろお話を伺って。長居できなかったのが残念だけれど、品揃えも豊富そうだし、おにーさんも親切だったし、これからは贔屓にさせてもらうよ。ポイントカードも作ったしね。

代々車は青系統にしてきた。当然バイクも青にするつもり*1。当然ヘルメットも青にしようということで。なかなかいい青なのだ。眼鏡なのでジェットの方が楽だろうということも。
大急ぎで帰ってきて、教習の1時限目。二輪の教習はオレを含めて二人。でも、そのひとはATなので、まぁひとりのようなもの。この時間はバイクに乗ることはなく、話だけ。乗り方降り方とか、バイクの説明とか。バイクを押して歩くということをやったんだが、想像以上の重量感に少々びびる。当たり前だけど、自転車押すのとはわけが違う。ちょっとした油断で、簡単にコケますね。今日はコケることはなかったが。
そうそう、コケるといえば教習用のバイクにはコケた時の安全を考えて金属製のガードがついている。当然そこは傷だらけ。しかし、オレの使ったバイクはなんとタンクのところもベッコリ凹んでた。普通考えるとちょっとそんなところに傷がつきそうにないんだけどなぁ。どんなコケかたしたんだろう?乗ってた人は大丈夫だったのか?
ちなみにこの時間の指導員は片山右京に似てたなぁ。
そして2時限目。ここから本格的に教習がスタート。発進と停止のお勉強。思った以上に苦戦。一遍に二つ以上のことが出来ねぇ。注意された点。
- 目線を下げない。常に前方を見ることは大切。確かに遠くを見たほうが安定する。
- アクセルの持ち方が悪い。これは勘違いしていたのだが、アクセルって手首を使って回すってわけでもないのだ。手のひらの中で回すって感じか。
- クラッチ操作が終わったら手を放す。気をつけないと常にクラッチに指をかけてる。
- いわゆるニーグリップを確実に。あちこち気にすることがあって大変。もう慣れるしかないんだろうねぇ。
それでも、発進は遠い昔に車で一度やっているから、モノが違うとは言え何となく勘所がわかる。エンストも2・3回しかやらなかったぞ。どちらかというと停止の方が難しかったのだ。これは途中で気がついたのだが、なんとなく止まるという気持ちだったからだな。車にしろバイクにしろなんとなく止まる、なんてことはないわけだ。目標地点があってそこに止まるという動作がある。「あそこに止まろう」という意識を持つと、スムーズにいくようになったかな。それまでは単に操作をしてただけなんだよな。だからふらふらしてた感じ。
途中から二速にシフトアップするようになったが、これもまだまだだなぁ。ただし、これも操作のための操作になっていたか。なんのために二速にチェンジするのかという目的意識を持って今度はやってみよう。
そんなわけで、終わって汗びっしょりのクタクタの2時間。でも、めちゃくちゃ面白かったぜ。傍から見ればダメダメでしょうが、とりあえず出来るじゃんという小さな自信は出来たぞ。
次回は周回コースに出られそうだ。頑張れ。
*1 意中のバイクがある
2008-10-03(Fri)
■ 火村英生に捧げる犯罪/有栖川有栖
火村・アリスコンビの短編集としては10冊目になるそうだ。アンソロジーなどを抜かせば、文藝春秋では初じゃないのか。それはそれとして。可もなく不可もなく。なんて言うとつまらなそうだが、そんなことはない。どれも味わい深い。もっともよく噛まないとわからないけれど。
一番印象深いのは「あるいは四風荘殺人事件」か。著者もあとがきで述べているが、とても自虐的なミステリである。ミステリの否定といいますか……。小説上の事件を火村が解くという話なんだが、こういうのをメタミステリといってもいいのだろうか。虚構を現実が解明するんだけど、それ自体が虚構であって。まぁ、それを言っちゃおしまいよ、ってことでもあるんだけど。でも、それがかえって面白い。そもそもミステリなんて大嘘な話だからね。
表題作「火村英生に捧げる犯罪」もいい。何処がいいかはネタバレになるから書けないが、タイトル自体がある意味引っかけである。このオチはなかなかひねりが聞いていると思うんだがどうだろう。”名探偵”の否定、なんて勝手に深読みしてみる。
もう一つあげれば、「殺意と善意の顛末」かな。ショートショートなのだが、思わずにやりとする場面があって、がツボにはまった。そんなことで犯人逮捕になるなんて……。強引に関連付けると、これも火村は何もしてないんだよなぁ。
その他も、どれも味付けが違うので飽きない。手堅くまとまっているので、少なくとも、有栖川有栖ファンには間違いの無い一冊ではないだろうか。とは言え、折れて気にはもっとピリ辛の方が好みなんだよね。



