2004-08-03(Tue) [長年日記] 編集
_ 滅びのモノクローム/三浦明博
第48回江戸川乱歩賞受賞作。読み手が悪いせいか、もう一つ乗り切れないんだよなぁ。偶然手に入れた古いフィルムにはなにやら秘密があって、主人公はその謎を解明してゆく・・・。と、簡単に言っちゃえばそんな話で、それ以下でもそれ以上でもないとキッパリ。
よくある話しのパターンといちゃえば身もふたもないんだけどね。でも、どうしてもワクワク感がいまひとつであることよ。
フライ・フィッシングについての部分とか、脇役で出てくるかなり個性的なキャラクターなんか話を盛り上げる(?)プロットもあるけど、どうもワタシには取ってつけたような印章なんだなぁ。
そして、そもそもメインのお題である古いフィルムに封印されていたものは何か?っていう謎を追っていく気配が薄い。これはミステリとしてはちょっと減点でしょ。
展開が読めちゃう分、隠されていたものは何かってことに興味がいくわけだけれども。あまり面白くないのだわ。あまりにも模範的な解答みたいな感じで。
もちろんこのテーマ自体に意見するつもりはないけれど、ワタシ的にはさして目新しさを感じないのね。そんなこともあるよなぁ、というのが正直なところ。語られる真相が胸に迫ってこないのですね。
余談だけど、帯には《満場一致で選出!》とあるけど、いったいどんな基準で?と思わざるを得ない。ほかの作品があまりにも、なんて変な勘ぐりをしてみたりして。
滅びのモノクローム
講談社
¥ 1,680
2004-08-05(Thu) [長年日記] 編集
_ アクロイド殺人事件/アガサ・クリスティ
久しぶりに再読してみました。NHKでアニメも放映していることだし。『オリエント急行殺人事件』『そして誰もいなくなった』と並ぶクリスティの代表作。というよりミステリの代表作、不朽の名作と言ってもいいよね。登場する名探偵エルキュール・ポワロもエキセントリックでありながらキュート。こちらもミステリを代表する名探偵。
発表当時はかなり物議を呼んだのだとか。それはありなのか!ってね。もっとも今、改めて読んでみると現代の刺激的なトリックと比べて微笑ましい程オーソドックスだったりもする。でも、この作品にリスペクトして生まれた作品はたくさんあるはず。これがなければきっとあの作品も、この作品も生まれなかっただろうな、ってね。言ってみればミステリのお母さんみたいな一編かな。やはり、ミステリ好きには避けて通れないとキッパリ。古典・名作にはそう言われるだけの魅力があるから。誰が犯人だとかも忘れてしまうのもあるけど、こいつは一度読めば忘れられない。
で、感想なんだけど。どこをどう触れてもネタバレになちゃうんだよなぁ、この作品。事件自体は「誰がロジャー・アクロイドを殺したのか?」という一点なんだけどね。つべこべ言いません。まずは読んでみてくださいな。そして「そんなのありか!」と思うか「やられた!」と思うか。
ただ、真相が判った上で改めて読んでみると、ある種の”不自然さ”は感じなくもない。うーん、でもそれを言ったら始らないかぁ。この手のお話の宿命みたいなもんだな、きっと。
以下余談として。検索していたらピーター・ユスチノフ氏がつい先日亡くなったって今知ったよ。え、それ誰かって? 映画・ドラマでポワロを演じた人。出演した映画『ナイル殺人事件』はなかなかの出来だったなぁ。もう一度見てみようか知らん。でも、ワタシ的には彼のポワロはちょっとイメージが違うのだよね。小男って感じじゃないもの。で、『オリエント急行殺人事件』で演じたアルバート・フィニーがお気に入りだったりする。芝居じみた仰々しさがいかにもポワロって感じだったんだけども。
アクロイド殺し (ハヤカワ文庫—クリスティー文庫)
早川書房
¥ 777
2004-08-10(Tue) [長年日記] 編集
_ 発泡酒ってなんなのさ
今回は発泡酒のお話。しかし、発泡酒とは何者なんだろうね。安いピールのこと?
そもそも「ビール」とはどんなお酒だろう。日本語で書けば「麦酒」というように麦を使ったお酒ということかな。もう少し詳しくいえば、麦芽とホップと水を酵母を使って発行させた酒、ってなところ。ドイツには有名な「ビール純粋令」ってのがあるんだ。“ビールは『大麦』と『ホップ』と『水』の3つの原料以外を使用してはならない”そうで、今でもちゃんと遵守されているんだって。
日本ではお酒は「酒税法」で区分されているんだ。ビールもしかり。で、その定義だと大きく二つに分かれる。ひとつは当然ながら麦芽・ホップ・水・酵母を原料として発酵させたもの。もうひとつは、それに加えて政令として認められたものを副原料として加えたももの。米とかコーン・スターチといったものね。ただし、この場合は主原料となる麦芽の使用量は67%以上じゃなきゃだめなんだ。ちなみにコーンスターチってトウモロコシから作られるスターチ(澱粉)ということなんだね。
対して、発泡酒ってのは大雑把に言えば主原料である麦芽の率が67%以下のものってことでいいのかな。極端に言っちゃえば麦芽が1%でも使ってあれば発泡酒って名乗れるわけだね。まぁ、そうなると個人的にはもうとても「ビール」とは呼べないけど。
また話は脱線するけど、サッポロの"Draft One"は、原料に麦芽は使われてないと初めて気づいたよ。よく見ればどこにも“ビール”はおろか“発泡酒”とも表示されていないもんね。ただ一言男らしく“酒”と。うーむ、種類としたらなんになるんだろう。
ところで、実は麦芽100%であっても発泡酒となってしまうビールがあるんだ。それは日本では加えることを認められてないものが入っている場合。例えば、ナツメグとかオレンジピールとかね。そんなのはたとえ麦芽100%でも発泡酒ってラベルを貼られちゃうんだ。ややこしい話だけどね。ま、これは「酒税法」でのことで、お酒本来のこととは全く関係のないことなんだけどねぇ。
発泡酒がビールより安いのは麦芽の使用量によって税金が違ってくるからなんだ。少ない程安いわけね。そして、懐にもちょっと優しいお酒なわけだ。
個人的には、ビール=麦酒ってことであるならやはり発泡酒は発泡酒であってビールじゃないと思うよ。だからと言って発泡酒の方がビールより劣る、なんてことは思わないけど。ましてやビールの代用品なんてことも思わないし。例えば今の時期なら「アヂヂ、アヂヂ。ナニカツベタイモノクレェ!」なんて時や風呂上がりの一杯、よーく冷えた発泡酒をグーッといくのがいいしね。バーベキューでみんなわいわい、なんて時にも。発泡酒はやっぱりのどごしを味わうものなのかもね。ついつい安さに引かれちゃうけど、発泡酒は発泡酒、ビールはビールでTPOに合わせて楽しみたいね。
_ 一機撃墜
久しぶりに万引きを捕まえた。一機撃墜ね。相変わらずお気楽にやってくれるよなぁ。そのくせ捕まえりゃ、土下座して許しを乞いやがる。なんだかなぁ。もっと覚悟を決めてやれよな、ってのはおかしな感想だけれども。
欲しいのであれば「盗んででも」という覚悟は、それはそれでありだと思うのだよ。善悪ってことは、とりあえず置いておいてね。その覚悟に対しては当然多大なリスクもあるわけで。普通はそのリスクを考えれば、やらないわけだよね。その辺が罪を犯すとはどういうことかってことなんだと思うんだけど。
どうも最近の子供たちの態度を見ていると、なんだか万引き、つまり罪を犯しているって意識が薄いような気がするよなぁ。そこにあるからもってきちゃう、と幼児並みの発想じゃない。まず、店頭に並んでいるものは人のものだと思ってないよ、きっと。だから、余計腹立たしい。
土下座して「許してください。親には言わないで」と言っている彼を見ていたら、もうでもよくなったきちゃったけどね。あまりにもうすらみっともなくって。
ああ、もちろん開き直ればいいって問題でもないので、念のため。要するに、よいこのみんな、万引きは犯罪です。やっちゃいけませんよ、ってことなのだ。
2004-08-13(Fri) Pilsner Urqule [長年日記] 編集
_ ピルスナーウルケル

黄金色に白い泡。普通に“ビール”と言ったら想像する姿。
19世紀のチェコのピルゼン生まれ。それが大ヒット。あっという間に世界に広がっていったというわけ。このビールは低い温度で作られる下面発酵。産業革命で冷蔵技術の進歩がまた後押ししたみたい。
“ウルケル”と言うのは「元祖」という意味らしくて、まさに、ピルスナースタイルの、言い換えれば現在のビールの、本家と言った一品。現在のビールはこれをまねたものと言ってもいいのかもしれないね。

発泡酒を飲み慣れていると、クラクラ来ちゃう程濃い味と苦みと香り。初めてビールを飲んだ時の味と言ったらいいんでしょうか。ああ、でもこれが麦酒なんだよなぁ、と。なんだか飲んでいてニカニカ笑っちゃう美味しさ。
2004-08-15(Sun) NewCastle BrownAle [長年日記] 編集
_ ブラウンエール

イングランド北部のNewCastle生まれの、上面発酵(エール)のビール。英国では瓶入のエールとしてはNo.1の売り上げなんだとか。
外観は赤茶色と言ったところかな。写真では黒っぽく見えちゃってるけど、もう少し明るい感じ。そう、日本のビール瓶の色と言ったら近いかな。

このビールはホップの苦みが少ない。むしろ、口に含んだ瞬間に多少甘く感じられる程。味も香りもフルーティ。炭酸ショワショワって感じでもないから、初めて飲むとちょっと驚きかも。ラガービールとはまた違った味わいなのだ。
2004-08-18(Wed) [長年日記] 編集
_ 名探偵はもういない/霧舎巧
冒頭に「登場人物は、事情があって書けません」とか「あとがきは先に読んでもいいけど『読者への挑戦』は読まないで」とか、こりゃ仕掛け満載と期待大の読み始め。でも、結論から言うと「?」マークがあちらこちらに。
何だか全体的にチグハグな感じがするのだ。そもそも、あの"親子"が登場する意味ががよく解らん。どうも根が素直じゃないので、しかも冒頭の断り書きがあるせいで絶対に裏があるよな、という先入観。となると、意外な落ちがあるのかと思えばさにあらず。で、思うにこれってあの作家の何かの作品のオマージュ?
それから"真犯人"の行動がいまひとつ理解できん。全体として統一してないような。ああいった人物だからと言われちゃえばそれまでだけど。が、偽装するって頭が回るのかなぁ? もっと違った行動を取るように思えちゃうんだよな。
他にも、まあ重箱の隅をつつくようなことだけど、どうも気になる点が多い。そう言った意味で、謎と推理が美しくない。見事な推理とみるか、こじつけとみるか。要するに、もうちょっと納得させて欲しかったな。
あ、つまらなく思う理由をひとつ発見。主人公たる人物(感情移入できる)がいないせいだな。
蛇足だけど、講談社の"あかずの扉研究会"のシリーズを読んでいたほうが多分愉しめると思うよ。
名探偵はもういない (ミステリー・リーグ)
原書房
¥ 1,890
2004-08-20(Fri) [長年日記] 編集
_ スタイルシートサンプルブック
サイトを作っていく上で、今では避けて通れないのがスタイルシート。とくにWeblogが流行りだしてからはね。デザインを変更するのにCSSを弄るしかないものね。まぁ、テーブルで組んでいるのもありますけど。
しかし、困るのがブラウザによって解釈が違っていたり、バグがあったりすること。なので、CSSの仕様書通りに書いても微妙にずれてくるなんてこともしばしば。おかげで、日夜CSSと格闘するはめになったりするわけなのだ。何かいい本はないかと思ってたところへ新刊として入荷してきたのが本書。
この『スタイルシートサンプルブック』はタイトル通り、サンプルが豊富なのがいいね。特に応用サンプルとして2段組、3段組みレイアウトのサンプルがたくさんあるのは有り難いかも。一口に段組みのレイアウトと言ってもいろいろな方法があるもんだと納得。どれも一長一短があるけど、発想のヒントにはなりそう。
あと便利なのが、ブラウザ毎のバグを回避する裏技例。これを見るとやはりWindowsのIEは(も?)ちょっと問題ありなのね。対処例が一番多いんだからさ。
そんなわけで、CSSでお悩みの方には一冊あるといいかもしれない本書。ただし、入門書って感じではないから初めての一冊ってことではお薦めできないけれど。
スタイルシートサンプルブック
ソシム
¥ 1,995
2004-08-21(Sat) [長年日記] 編集
_ キマイラの新しい城/殊能将之
久しぶりの殊能将之の新刊。ご多分に漏れず『ハサミ男』ですっかりやられてしまって以来、常に新刊を追いかけているわけです。あ、でも『こどもの王様』を読んでないや。それはさておき。自分の中での殊能イメージは、変化球投手。それも七色の変化球、と言うより癖球か。今度はどんな手で攻めてくるのか。
事件発生は750年前! 古城の密室に石動戯作が奇抜な演出で挑戦する!
750年前に殺された男の霊が人に取り憑いて「事件を解決してくれ」って、もうそんな設定からして危険な匂いがプンプン。で、結論から言えば、やはり殊能将之を信用しちゃいけない。善くも悪くもね。真っ当なミステリだと思って読むと肩すかしを食らうよ、きっと。
ぶっちゃけた話、750年前からやって来た男の冒険活劇としてみればすこぶる面白い。主役の“稲妻卿”ことエドガー・ランペールは、なかなかお茶目で笑わせてくれるキャラクターだと思うよ。もう少し彼の現代日本滞在記を読んでみたいと思う程。彼の目を通して描かれる東京、そして六本木ヒルズは如何に。実は、未だ六本木ヒルズには行ったことはないから、無性に想像力をかき立てられたよ。そこはまさにワタシにとっても現代の魔城の如し。で、ほんとに“大蜘蛛”はいるの?
印象に残っているのは「東京が浸食してくる」という言葉。
東京は幹線道路に沿って静かに這いずり、JRや地下鉄の駅周辺で増殖する。あるいは誰かが副都心とさだめた地点に移転し、建築家の空想が生み出した巨大建築物が建ち、テレビ局や広告代理店が誘致される。そこは突然「東京化」される。まるで巨大な怪物が触手をのばし、新しい首を生やすように。
p181
なんだか妙にリアルに感じてしまったよ。“東京”はきっとどこもかしこも東京化したいんだろうなぁ。“都市”は生き物だよね。
いつもながらアントニオはどう活躍するんだろうと、ドキドキ。『黒い仏』以来おとなしくしてたけど、今回ほんの少しだけ活躍。おまけに、意外な人も登場してたり。ああ、それじゃ石動の立場はどうなるの、なんて心配してもしょうがないか。
キマイラの新しい城 (講談社ノベルス)
講談社
¥ 882
2004-08-23(Mon) ビールの名脇役 [長年日記] 編集
_ ホップ
ビールの原材料のひとつ。ホップとはクワ科のツル性多年草の花のこと。この植物には、なんと雄と雌があるそうで、通常ビールに使われるのは雌株が付ける花のほう。これを「毬花」って呼ぶそうだけどね。CMにも時々出てくるから見覚えのある人もいるんじゃないかな。緑色の小さな松ぼっくりみたいなヤツ。あれは、実じゃなくて花だったんだね。
使われるのは未受精のものだけだから、受精させないため雄花の方はすべて取り除かれてしまうらしい。要するに邪魔者なのね。なんだか、肩身が狭い。
それはさておき、ホップの効能は大きくわけて4つ。
- 苦み
- 香り
- 泡立ち
- 殺菌作用
苦みと香りは、ビールになくてはならないもの。初めてビールを飲んだときには、苦くってとても飲める代物じゃない、と思ったものだけどね。今では、あれがないと駄目な体になりました。発泡酒はキリリとした苦みが弱いのが物足りなくも思っちゃうのだ。
泡立ちと殺菌作用ってのは知らなかった。現在では醸造技術の発達のおかげで、ホップの殺菌作用というのはさほど重要なことではないそうだけど、大昔は有り難かったんだろうなぁ。今でこそ、ビールにホップというのは当たり前のようだけれど、最初の頃はいろいろな薬草を使っていたらしいんだ。ビールは発酵して造るものだから、雑菌にとっても楽園。きっと日持ちするものではなかったんだろうね。腐敗との闘いと言ったら大げさかもしれないけど。ホップが最終的に残ったというのは、やはり殺菌作用の防腐効果のおかげなのかな。あと、「ビールは麦芽とホップと水と酵母だけ」っていうビール純粋例ね。
ところでよく聞く「アロマホップ」というのは、香りづけに使うホップということなのかな。だから、そう言う種類のホップがあるわけじゃないみたい。対になるものとして「ビタリングホップ」というものもある。こちらは名前が示すように、苦みのためのホップということでいいのかな。
_ 日本夜景遺産
夜景を見るのは好きだ。夜のベールの下で瞬く、色とりどりの明かりを見ると心の奥の方が安らぐ。やはり、人間て本能的に暗闇を恐れているのかな。一番感動したのは、飛行機の上から見た夜景。あれは圧巻だね。途切れる事無く伸びてゆく明かり。明かりの線で日本中が繋がっている。大都市のきらびやかな明かりもいいけど、何もないところにぽつんぽつんと瞬いてる明かりもいいね。そこにも人の営みがあるんだなぁ、と思うと何故か愛おしく思えてくるよ。
そんな夜景大好きな人にお勧めしたいのがこの一冊。見ているでけでも、酒のつまみになっちゃう。でも、実際に行ってみたくもなるよね。もっとも写真は実際よりも幻想的に見えちゃうってのもあるけれど。
日本夜景遺産
ぴあ
¥ 1,995
2004-08-26(Thu) Budejovicky Budvar [長年日記] 編集
_ ブドバー

本日の一杯。
チェコのプラハ近郊CESKE BUDĚJOVICE村が発祥のラガービール。ピルスナーウルケルと並んでチェコを代表するビール。
口に含んだ瞬間は甘くてとてもフルーティー。そのあとで、じんわりと苦みがやってくるという感じかな。とても厚みのある味。まぁ、この辺はあくまでも個人的な見解なのでご参考程度に。味を伝えるのって難しいよね。
さて、CESKE BUDĚJOVICEなんだけどドイツ語で表記するとBUDWEISとなるそうで。発音すると”バドワイス”になるのかな。あれ、どこかで聞いたような…。実は、アメリカのバドワイザーはここから名前を付けたそうなんだ。知らなかった。
それだけなら単に「ヘェ〜」だけで済むんだけど、これには続きがある。ドイツ語表記だと“バドワイザー”であることから、米バドワイザーがブドバー世界各国でを訴えたのだ。商標権の侵害とかなんとかで。なんだか、いちゃもんにしか思えないんだけどなぁ。で、実際日本でも2年前にブドバー輸入禁止の判決が出たんだって。

禁止命令が出たにもかかわらずこうして飲めるのは、要はドイツ語表記じゃなきゃいいってことなのかな。判例全文を見たんだけど、何言ってるのかよくわからなかったよ。ともかく、変な横やりで美味しいビールが飲めない、なんて事にならずによかったよかった。
2004-08-29(Sun) [長年日記] 編集
_ はてなの本
ワタシも裏では“はてなダイアリー”を使ってたりする。登録したものの、半分放置していたのを最近ちゃんと使ってみる。
いやぁ、“はてな”はいいね。使い心地がいいよ。何も気にせずダラダラ書けるのがいい。まぁ、それは“裏”ってことがあるかもしれないけれど。Web上に公開する以上「誰かが見る」であろうということは、こっちも“はてな”も一応念頭に入れている。でも、“はてな”は「人に見せる」ってことに気を使わない部分で気が楽なのだ。ホントにただの日記帳として楽しんでます。
それと、帰属するという安心感かな。普通にサイトをやっていると、時々疎外感を感じちゃったりすることがある。誰も見てくれていないのでは、という。“はてな”と言うコミュニティに参加することで得る安心感。キーワードの繋がりで、誰かが見てくれるという安堵。なんだかんだと言っても、どこかで何かに属していたいってのが正直なところなのかな。
そんなところで入荷してきたこの本。近藤淳也氏のインタビュー記事も興味深かったけれど、スタイルシートの解説部文意に興味津々。今まで“はてな”は弄るつもりがなかったんだけど、弄りの虫がムクムクと。あー、でもやはりスタイルシートでデザインを弄れると言っても、癖があるよなぁ。本腰を入れるとなると、デフォルトのスタイルシートを読み解かなきゃいけないな。
“はてな”に興味のある人にはちょっとオススメ。
はてなの本 (NET TRAVELLERS 200Xシリーズ)
翔泳社
¥ 1,764
