2006-08-07(Mon) [長年日記] 編集
_ 本日も暑い一日です。
昼寝

暑い日はひたすらお昼寝。
アクビ

アクビの瞬間って狙っててもなかなか撮れない。オートフォーカスの反応が今ひとつなので、ここって時にシャッターが切れないんだよなぁ。そんなわけで、やっとの一枚。
2006-08-09(Wed) [長年日記] 編集
_ 月の扉/石持浅海
読む前からワクワクさせられる舞台設定だ。
ハイジャック犯たちが監視する最中、誰も近寄らなかったトイレの中で死んでいた被害者。この状況下で、いったい誰が何の目的でどんなトリックを、っていうのがまず大きな謎。
そしてハイジャック犯たちの目的も謎なのだ。彼等はテロリストでも過激派でもない。その要求は、ただ無実の罪で逮捕された彼等の恩師ともいえる人物を空港まで連れてくること。わざわざ釈放する必要はないと断っているところから、その動機に興味津々。いったい彼等の目的は?
容疑者になりうる登場人物は僅か5人。当然ハイジャックと殺人の間には関連があるんだろうと思っていながら、最後まで五里霧中。少ない手掛かりの中で二転三転する推理の醍醐味。このプロットにはお見事というより無い。
正直誰が犯人でも驚きはしないはずなんだけれど、それでも意外な結末。この特殊な状況下の事件に、納得する結末をもってくる作者の力量に脱帽。全てが一点に収束していく鮮やかな論理。何より最後のいい意味で裏切られる展開。こんな着地点とは想像できませんて。
全てが判った時の切なさ。石持作品における犯人の動機は極めてパーソナルだ。ハイジャック犯たちの目的も、殺人犯の目的も頭では理解は出来る。それは彼等だけの想いで、共感できるかっていうとそれはまた別の話。ハイジャックも、殺人も身勝手だ。それでも彼等の行動はとても哀しい。そこにあるのは決して「悪意」ではないからか。
この切なさってのも石持作品に引かれるところかもしれない。
月の扉 (カッパ・ノベルス)
光文社
¥ 860
2006-08-23(Wed) 行方不明者: 折原一: 文藝春秋 [長年日記] 編集
_ 行方不明者/折原一
思わせぶりな場面が描かれるプロローグ。初読ではまったく意味が判らなくて謎なのです。これから始る物語への興味が否が応でもかき立てられるオープニング。
本編は、別な場所での二つの事件の顛末が描かれていきます。ひとつ目はある朝、忽然と一家四人が消えた謎。それはまさに原題の「神隠し」としか思えない事件。女性ライターの五十嵐みどりはひとりその謎に迫るべく、関係者に取材していきます。
もうひとつが通り魔殺人事件。偶然その現場を目撃することになった売れない推理作家の「僕」は、この事件を小説の題材に使おうと思い立ち犯人を秘かに監視します。
別の場所で起るこの二つの章が交互に展開して物語は進んでいきます。交わらない二つのパートは、やがてどのようにクロスするのか。興味はそこに集中していく訳ですね。まったく繋がりようのないものが、最後にどう着地するのか。
物語はそれほど抑揚もなく淡々と進んでいきます。読み進めるうちに、真相に近づいていると感じることも、増々謎が深まるということもなく。この辺り面白みに欠けると言えばそうですね。残りページも少なくなって、この先どうなちゃうのか不安になりましたよ。
最後に、一気に真相が明かされるので、実は理解が追いつかないなんてことはありましたけれど。驚くべき展開ではあります。良くも悪くも。
接点のない二つの事件が、実はそれと知らずお互いに影響を及ぼしていたという結末はなかなか読み応えがありました。因果応酬と言いますか。
最後にプロローグの意味深な場面の意味が判るという仕組み。読み終えると判るんですが、実は結構重要な場面だったりして。
ただ、その真相と言いますか結末は、いかがでしょう。色々と突っ込みたくなるのも事実。そもそも、一家4人が消えた謎が大した事無く……。
そして、登場人物への共感度が低いのです。どうにもその行動が不自然に思えてしまう。物語への共感度が高いほど面白いってことでは、これは残念ながら面白いとは言い難いです。
謎解きとしてではなく、全編を覆う陰鬱な雰囲気を味わうのが楽しみ方でしょうか。この後味の悪い結末も、決して嫌いじゃないですし。ダークな気分にさせてくれる一編でした。
_ Gmailが登録制に
[今まで招待制だったGmailが、登録制に移行。申し込めば誰でも使えるようになったそうだ。今日現在、米国やヨーロッパではまだ登録制は導入されていない。先日始ったオーストラリア、ニュージーランド、そして今日から日本が追加になって三か国。ウーム、どういう基準なんでしょうね。
それはともかく、さっそく登録してみた。
申し込みが殺到して、なんて事を想像してたら、実にあっさりと受付終了。
さて、使い心地はどうでしょう?
2006-08-25(Fri) [長年日記] 編集
_ さらば冥王星!?
太陽系の惑星は、水金地火木土天海に。冥王星は惑星から格下げになったということだ。チェコのプラハで総会を開いている国際天文学連合で採決された。ちなみに惑星の定義というのは、
- 太陽の周りを回り
- 自己の重力で球形となった天体で
- 軌道上で他の天体(衛星を除く)がない
ことらしい。3の条件に合わないことが外れた理由。まぁ、そう言われてもピンと来ないけど。惑星じゃなくなったからと言っても特に何か変わるってことはないにしても、何となく淋しい気にさせられるよなぁ。今まで兄弟だと思っていたのが実は……、って告白された気持ちに近いのか。か?
思えば、冥王星って意識したのは『宇宙戦艦ヤマト』だったんじゃなかろうか。冥王星にはガミラスの前線基地があった。そう、反射衛星砲。最初の強敵だったかな?
惑星じゃなくなっても、存在自体が無くなる訳じゃない。でも「露出度」が低くなって、そのうち忘れ去られてしまうなんてこともあるんだろうか?
