2007-11-28(Wed) [長年日記]
_ 殺戮にいたる病/我孫子武丸
殺戮にいたる病 (講談社文庫)
講談社
¥ 600
読手を選びそうな本。何たって、真実の愛を求めて女性を殺しまくる男の話だからなぁ。ただ殺すだけじゃなく屍姦したあげく、その肉体の一部を持ち帰るというグロテスクさ。そういう描写が苦にならなければ*1、これ間は違いなく人にお勧めしたい面白本だ。
何と言ってもそのトリックの秀逸さ。うまくミスリードしている。改めて読み返してみると、よく出来てると思うよね。とは言えこの手のトリックとしてはもう古典に入るか。実にシンプルで、その分刺激も程々かな。オチは見破れなかったけれど、大体どの辺りに着地するのかは何となくわかっていたつもり*2。だから、最後は「なるほど!」とは思うものの「やられた!」とまではいかなかったなぁ。
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