2009-07-01(Wed) [長年日記] 編集
_ 延長戦
今日から営業時間が延長。
『オランダ靴の謎【新版】 (創元推理文庫)(エラリー・クイーン/井上 勇)』を購入。新版で登場の一応新刊という扱い。 国名シリーズはずいぶん昔に読んだ『ローマ帽子の謎』以来である。
解説は法月綸太郎。最大の賛辞を贈っている。
本書はクイーンという作家のアマチュアリズム(=無償の知的遊戯精神)がその臨界点に達し、二度と再現不可能な条件の下で結晶化した、犯人当てロジック小説の理想形にほかならない。
期待させる。
2009-07-02(Thu) [長年日記] 編集
_ 片眼の猿/道尾秀介
やられた。オレは結構猜疑心が強いほうだと思っていたが、こんなにもあっさりと騙されるとは。信じたオレがバカなのか。いや、道尾秀介が上手過ぎるのだ。詐欺師である。もちろんこの場合、騙されて嬉しいのだが。
これはまさに「小説」の力である。想像力をかき立てる「言葉」の力だ。あり得ないことを、いつの間にか作品の世界に引き込まれ、そこにあるのが真実だと納得させられてしまう。物語の中に本物の世界を構築する著者の技だな。たとえフィクションとはいえ、その世界は「本物」なので信じてしまうのだ。上手いなぁ、素直に脱帽する。
そしてラスト。信じていたものをあっさりと覆される快感。狐につままれるとはこういうことを言うのか。何でそんなことを信じていたんだろう、と苦笑いしつつ清々しい。
主人公の最後の台詞がいかしている。奥の深い一言だ。
「それに、ちょっと気が引けるんだ。どうも人を騙してるようで」
はい、まさにまんまと騙されました。
2009-07-03(Fri) [長年日記] 編集
_ Feedburnerを使う
ずいぶん昔にFeedburnerのアカウントを取っていたのだった。思い立って再びFeedburnerを使ってみることにする。
本来はその為のプラグインを作ればいいんだろうが、現在の自分のスキルでは無理だ。makerss.rbに手を加える方向でいく。そのメモ。
まず、107,108行の"index.rdf"を"index2.rdf"とする。Feedburnerの設定で、出力元のファイル名は"index2.rdf"にする。
405〜412行を削除。
add_header_proc {
html = ''
@makerss_rsses.each do |rss|
next unless rss.url
html << %Q|\t<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="RSS#{h rss.title}" href="#{h rss.url}">\n|
end
html
}
かわりに追加。
add_header_proc do '<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="RSS(標準)" href="http://suigan.net/index.rdf">' end
見かけ上のRSSはあくまでも"index.rdf"にしておく。Feedburnerのアドレスにしてもいいが、このほうが後で元に戻す場合が楽である。
htaccessファイルに次の一行を追加。Feedburnerのアドレスにリダイレクトさせる。
Redirect permanent /index.rdf http://feeds.feedburner.com/suigan
相変わらずの結果オーライのいい加減な改造。
2009-07-04(Sat) [長年日記] 編集
_ 何が正しいのかは難しい
それでも、自分にとって正しいことが一番正しい。もちろん自分"だけ"が正しいなんてことは思ってはいないけれど。
2009-07-05(Sun) [長年日記] 編集
_ 大興奮の2009年ツール・ド・フランス第2ステージ
今年のツールは日本人選手が二人も出場することになって、それだけでも盛り上がる。少しでも中継に顔を出してくれればいいなぁ、と思っていたところ、今日のステージで、新城幸也選手が5位ですよ。まだ第2ステージなのにもう鳥肌ものの5位ですってば。もう大興奮の5位なのですよ。
ゴール直前で、チームメイトのトマ・ヴォクレールが新城選手をアシストしてるってところから盛り上がっていたけど、こんな結果になるとは。
優勝は本命のカベンディッシュ。本日の解説、クリリンこと栗村修さんが「それはどうでもいい」と言うのもうなずける快挙である。この凄さは大部分の人には伝わらないだろうなぁ。それがもどかしい。自転車ロードレースを知らない人にはピンと来ないかもしれないが、感覚的にはゴルフの全米オープンでタイガー・ウッズに惜しくも敗れて2位*1と言ったところか。むしろ優勝したと言ってもいいのかも。いやぁ、いいもの見させてもらったなぁ。
もうひとりの日本人、別府史之選手の活躍も忘れまい。レース終盤にきっちり仕事を役割を果たしていた姿が画面に映る。それだけでも凄いことなのだ*2。
今年のツールは、今まで以上に盛り上がるかもしれない。
ちなみに今日の中継はクリリン+サッシャの最強コンビであった。そしてゲストとして山田玲奈。おお、女性が登場するのは初めてじゃないだろうか。
2009-07-06(Mon) 背の眼: 道尾秀介: 幻冬舎 [長年日記] 編集
_ 背の眼/道尾秀介
背の眼 (GENTOSHA NOVELS—幻冬舎推理叢書)
幻冬舎
¥ 1,000
今を時めく道尾秀介のデビュー作。さすがに最初からしっかりと読ませるものを書く。ただ、秀作なのは間違いないのだが、『骸の爪』と同じで、物足りなくもあり。
心霊現象や怪異現象を扱っているものの、そこから醸し出される怖さってものがいまひとつだ。全体のタッチが割と軽めで結構明るいノリだからだろうか。あまり「闇」の描写もないしなぁ。ドロドロゾクゾクソワソワといった感じじゃない。夜中に怖い話が読めない怖がりのオレでも、これは全く平気なのだった。もっと背筋も凍るようなものを。
ただ、最初のほうにある、ある登場人物の自殺シーンの辺りはいい意味での嫌悪感いっぱいで、怖い。物語のキーとなる不登校の小学生の登場シーンでの演出も上手い。これは『シャドウ』でも感じたけど、日常の中の非日常、そこに潜む恐怖みたいなものを描くのは上手いと思う。
どうもこういった「探偵小説」よりもそれ以外のほうが、この著者は面白いな。
_ 二日酔い
昨日はツールを興奮しつつ見ていて、つい飲み過ぎちまったらしい。気がつけば朝、パソコンの前で寝ていた。日記を書いたあとの記憶がない。おまけに軽く二日酔い。よたよたと布団に潜り込んで、次に起きたのが4時であった。ウーム。
2009-07-07(Tue) ツール・ド・フランス2009: 第4ステージ [長年日記] 編集
_ モンペリエ チームTT
ツールでチームタイムトライアルが登場するのは4年ぶりなんだとか。前回は奇しくもランス・アームストロングの「最後」だった大会で。その時はディスカバリー・チームとして優勝。今回復帰して、アスタナ・チームとして優勝。おまけに、あとちょっとでマイヨジョーヌに手が届いた。首位のカンチェラーラとはなんと1秒以下の差しかつかなかった。表示上では同タイム。
一応アスタナとしては、エースはコンタドールということらしいけれど、どうなることやら。再びマイヨジョーヌのランスをみたい気もするけれど、それとは逆の気持ちもある。凄過ぎて何だか嫌みだよな。
ちなみに昨日の第3ステージ、ゴール前のスプリントでチームメイトのシリル・ルモワンを3位に送り込む働き。別府史之選手はゴール前のスプリントでチームメイトのシリル・ルモワンを3位に送り込む働きをみせ8位。日本人として連日の入賞である。見たかった。
2009-07-08(Wed) ツール・ド・フランス2009: 第5ステージ [長年日記] 編集
_ ル・キャップ・ダグ~ペルピニヤン
優勝はブイグテレコムのトマ・ヴォクレール。逃げ切りでの優勝。本来は平坦ステージということで、最後はスプリンターを抱えたチームの独壇場となるため捕まってしまう。しかし、途中サクソバンクの強力な牽きがありメイン集団がばらける状態になる。その為に追走のペースが乱れ、結果逃げ切ったというわけだ。普通に協調体制で追っていれば何でもないステージだったんだが。逃げはある程度一か八かってところがあるんだろうけど、こういうことがあるからサイクルロードレースは面白い。実力はもちろん必要だけれど、チームの戦略・駆け引きで全く様相が変わってしまうのだ。
さて、ヴォクレール。フランスでは1・2を争う人気の選手だそうである。もちろん実力もある。しかし、ツールのステージ優勝は今回が初めてだった。実況でも触れていたけれど、ちょっと意外な感じ。2004年の大会で、9ステージの間マイヨジョーヌを着ていた印象があるせいか。初めてちゃんと見たツールがこの大会であった。そういう意味でも印象深い選手である。
サイクルロードレースの面白い部分がもう一つ見られた。ラボバンクのヘーシンクが落車。サイクルロードレースはこういう時は、その時のレース状況や落車した選手などによって替わってくるが、落車した選手を待つのが暗黙のルールとしてある。紳士協定とでも言うか。
ヘーシンクが落車した時は、サクソバンクの鬼牽きの状況であった。当然メイン集団は彼を待てるような余裕はない。そんな中で、必死で追いつこうとするするヘーシンクを他のチームのサポートカーが風よけになって助ける動きをする。こういうところが何ともいえず好きなのだ。ただ単に力の勝負だけでないところ。協調・駆け引き・葛藤・裏切りと、とても人間臭い競技である。
2009-07-09(Thu) ツール・ド・フランス2009第6ステージ [長年日記] 編集
_ ジローナ 〜 バルセロナ
今日は逃げは決まらず。最終局面で逃げ集団から飛び出したデイビッド・ミラー。追走集団と微妙な差に手に汗握る展開。やはり逃げている選手を応援したくなる。しかし、組織的に追うと圧倒的に集団のほうが速い。ゴール寸前でミラーは飲み込まれる。
そうなるとスプリント勝負。しかし今日のステージは若干登りながらのゴールということで、生粋のスプリンターのカベンディッシュは勝負に絡まない。フレイレ、フスホフトといったところが勝負。結局買ったのはフスホフト。今日はスペインでのゴールということで、スペイン人のフレイレが勝ったら面白かったんだが。
2009-07-10(Fri) ツール・ド・フランス2009第7ステージ [長年日記] 編集
_ バルセロナ ~ アンドラ・アルカリス
いよいよ山岳ステージに突入。超級山岳ゴールだ。今日のゴール地点はアンドラ公国。
9人の逃げ。メイン集団はアスタナがコントロール。程々に牽いているという印象。終盤まで最大12分ほどあったタイム差がなかなか縮まらず。ステージ優勝はともかく、このままだとマイヨジョーヌが手に入らない、という状況。いつでも獲れるという自信なのか。
逃げグループは最終局面でアタックの繰り返し。その中で、最後に飛び出たのがアグリテュベルのブラス・フェイユ。そのまま後続を寄せ付けずゴール。なんと彼はツール初出場。プロとしての初勝利でもあるらしい。
メイン集団もグイグイ加速して、どんどんと脱落者が出る。その中でコンタドールがスパート。圧倒的な速さで超級の坂を登っていく。やはりこれはマイヨジョーヌ狙いか。しかし、6秒届かず。逃げていたノチェンティーニがマイヨジョーヌ。まぁ、ライバルたちに差をつけたのが大きいか。この走りを見ると総合優勝はコンタドールで堅いか。8秒差のランスも面白い存在だけど、どうかなぁ。やはりアシストに徹するのか。
ところでそのランス・アームストロング。彼もTwitterをやってるんだとか。へぇ。
2009-07-11(Sat) [長年日記] 編集
_ ツール第8ステージ : アンドラ ~ サン・ジロン
今日も最後にドラマがある。レース自体いろいろな動きがあったようだが、帰ったのが10時過ぎ。終盤しか見ることができなかった。今日は7時ごろから中継していたのだが。
残り4キロ。トップはサンチェス、カザール、アスタルロア、エフェムキン。このなかでエフェムキンは、おそらくチームオーダーということで、先頭交代に加わらない。こういうときは、サイクルロードレースの仁義として、優勝を狙うことはしづらいのだが彼はアタックを掛ける。残り三人の怒り(?)の追走。しかし、エフェムキンは脚が残っているせいか、また3人も微妙な牽制があるためか、追いつけそうでなかなか追いつけない。手に汗握るとはまさにこのこと。
このままエフェムキンが逃げ切るかと思われたゴール直前、サンチェス、カザールがラストスパートして彼をかわす。そのままサンチェスがゴール。レース前優勝宣言をしていたサンチェスが有言実行の優勝で、ツール2勝目。
2009-07-12(Sun) [長年日記] 編集
_ 何もない日曜日
今日は朝からの仕事。売り上げ悪し。昨日は休配日で荷物がない。今日もない。こういう時はやることもない。
もうすぐ皆既日食。ようやく日食関係の本が動き出してきたか。日食を観るためのメガネが人気。結構入荷して、こんなに売れるかと危惧していたが、売り切れそうである。今から追加しても、厳しそうだしなぁ。日食後に入ってきたら洒落にならない。
2009-07-13(Mon) [長年日記] 編集
_ ガンダムを見に行くつもりが
起きたのが午後の1時過ぎであった。このところツールの中継があって夜更かしが続いたためか。
お台場の実物大ガンダムを見にバイクで行く。9日にも行ったのだが、午後も遅い時間に出かけて、渋滞にハマり断念。今日はそれよりも遅い時間である。ウーム、学習能力に欠けている。
先日は国道357号線。今日は14号線からアプローチ。これは正解。こちらのほうが流れがいい。ただ一本道じゃないのが落とし穴。途中で道を間違えてしまった。気付かないうちに右折レーンに入ってしまったのが敗因。浦安辺り。ここまで来たからにはと思う気持ちはあったが、日が落ちてからのライディングはしんどいので帰路につく。
_ Mr.3000
メジャーリーグを題材にしたスポーツコメディ。ファンに人気はあるが自己中心的で傲慢な性格が災いして、チームやメディアには受けの悪いスタン・ロス。彼は3000本安打を達成すると、シーズン途中にも関わらず勝手に引退してしまう。それから9年後。彼の記録が間違いがあり、実は3000本安打に後3本足りないことが発覚。再びロスは47歳でメジャーリーグに復帰するのだが……。
よくある話である。チームより自分の成績が大事と思っていたロスが少しずつ変わっていき、負け続きで覇気のなかったチームが、彼の加入で活気が出てきて、とありがちなストーリー・ライン。最終打席、ロスの3000本安打が達成するかというところの結末は、おそらく誰もが思った通りの結果に。
だからつまらない、ってことにはならない。わかっていながら最後の打席は泣いた。やはりこういう王道パターンが好きだってことだな。そこそこ楽しめて、見終えたあとの気分もいい、佳作である。一度見れば十分だけど。
余談だが、さすがだと思うのは、試合のシーンが嘘っぽくないこと。実際のメジャー球団が登場*1して、ちゃんと観客も大勢いるし。役者さんもそれっぽく見える。こんなところが安っぽく見えない理由か。
Mr.3000 特別版 [DVD]
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
¥ 1,600
*1 ちなみにロスの球団はミルウォー・キーブリュアーズ
2009-07-14(Tue) [長年日記] 編集
_ ツール・ド・フランス第10ステージ:リモージュ〜イスデュン
休息日明けの第10ステージは、新しい試みとして無線機を使わないというレースになる。通常選手は無線機を付け、監督とコミュニケーションを取り、情報や指示を受け取っている。現在のサイクルロードレースでは大きな力となる無線機だろうが、反面選手の自主性の低下やレースがパターン化されるといった意見もある。それを踏まえたテスト的な意味合いのノー無線デイ。
しかし、レースはそれほど大きな違いがなかったようだ。平坦ステージということで、逃げる選手と追うメイン集団。ただ、リスクを回避するためか通常ならもっと大きな差になってもおかしくない状況で、その差は1〜2分程度に抑えられていた。逃げる選手たちには美味しくない展開。
結局ゴール前5キロの地点で、逃げ集団はメイン集団に吸収。最後まで抵抗したスキルシマノのウポンがこの日の敢闘賞を獲得。心情的にスキルシマノを応援しているオレにとっては、なにより。
最後は当然のゴール前スプリント。カベンディッシュが強い。それはチームの強さでもある。3勝目。
マイヨヴェールはこのステージは2位だったが、途中のスプリントポイントを取ったことでハスホフトが逆転。このあたりが面白いところ。
総合順位に大きな変動はなし。
2009-07-15(Wed) [長年日記] 編集
_ ツール・ド・フランス第11ステージ: ヴァタン〜サン・ファルジョ: 192km
スタート直後に別府選手がアタックしたそうである。残念ながらその段階での逃げは決まらず。是非とも逃げている姿を見たいものである。
レースはこれといって大きな動きはない。典型的な平坦ステージ。よってスプリンターのためのステージ。ただ、昨日マイヨヴェールを奪取したハスホフトが中間スプリントポイントを獲りに行く動きを見せない。
どうもカベンディッシュが何か言ったようだ。「せこく中間スプリントポイントなんか獲らないで、ガチンコのゴール前スプリント勝負しようぜ」みたいなことを。
結局この日の優勝もカベンディッシュ。ハスホフトは5位に沈み、マイヨヴェールも手放すことに。優勝とマイヨヴェールは別物と思うんだが、ついつい挑発に乗ってしまったのかね。もっともそういう意地の張り合いは嫌いじゃない。
2009-07-16(Thu) ガンダムとツールと全英オープン [長年日記] 編集
_ 再びガンダム
先日に続いて三度ガンダムへ。今日は早めに、といっても昼前だが、出る。14日に梅雨明けが報じられ、今日も快晴。走っている分には平気だが、渋滞にハマると大変なことになる。太陽の熱、エンジンの熱、道路の輻射熱、回りの車の熱。気をつけないと確実に熱中症になりそうだ。
それにしても、都市部の道路は使い物にならない。道路の容量以上に車が流入してくるのだからどうにもならない。渋滞を避けるために早い時間に出て、郊外に逃げるのが吉である。
それはともかくガンダム。無事にお台場についたのだが、事前のリサーチ不足で見ることができない。もともと近くまでよって見るつもりはなかった。行けばチラリとでも見ることができるだろうと思っていたのが甘かった。潮風公園の中に入っていかないと駄目なのである。かといって、バイクを停めるところが見つからず。結局暑さに嫌気が差して、帰ってきた。 お台場の駐車場を調べて見ると、バイクの駐車場もそこそこあるようだ。そうはいっても少ないが。
_ ツール・ド・フランス第12ステージ: トネール〜ヴィッテル: 211.5km
平坦ステージなのに、何故かスプリンターのチームは仕事をしない。メイン集団のコントロールは、ほぼマイヨジョーヌのノチェンティーニのAG2Rのみ。明日からはアルプスの山岳ステージで、スプリントできるステージはもうそんなに残っていないのだが。コロンビアは無用な勝負を避けたのか。カベンディッシュが勝つのは堅いところだけれど、何が起こるかわからないし。
そんなわけで、逃げグループの逃げが容認さる。ラスト20kmでニキ・セレンセン(サクソバンク)が仕掛ける。そのまま逃げ切りツール初優勝。
それにしても、ツールはレース自体面白いが、その風景もいい。バイクでツーリングして見たいと思わせる。やはり大陸国ということか、茫洋として風景が素晴らしい。熱地獄の渋滞を走ってきた身から見ると天国のようだ。北海道はあんな感じなんだろうか。ウーム、いずれは走りたい北海道。
2009-07-18(Sat) [長年日記] 編集
_ スヌーピーが好きなのは意外?
客注で角川書店の『A peanuts book featuring Snoopy (1)(チャールズ M.シュルツ/谷川 俊太郎/Charles M. Schulz)』が入る。ピーナッツブックスといえば、昔鶴書房から出ていたのを集めていた。そのことを店のNさんに言うと意外がられる。どうも「スヌーピー」というとグッズなどのキャラクターとしてのイメージが強いようだ。もともとはマンガなのである。しかもギャクマンガといっていいだろう。登場人物はこどもだけだが、その世界観はまるっきり大人のそれである。やっていることは子どもだけれど、考え方・言っていることが妙に大人びて、そのギャップが面白さの秘密だと思っている。決して可愛いだけのキャラクターたちではない。
人気作品なので当然アニメにもなっている。今でもカートゥーンネットワークで見ることができるが、オレが見ていたものと吹き替えが違う。今見ることができるのは、子どもたちが演じているようだが*1、思い入れがあるのはチャーリー・ブラウンは谷啓であり、ルーシー・ヴァンペルトはうつみ宮土理なのである。外見は子どもだけど中身は大人という、まさにオレにとってははまり役であった。谷啓チャーリーの何とは無しの情けなさはもちろん、口やかましいルーシーのうつみ宮土理はこれ以外考えられない配役だ。
*1 これは原作者のシュルツの希望でもあるらしい
2009-07-19(Sun) [長年日記] 編集
_ バイオニック・ジェミー再び
8月からAXNで『バイオニック・ウーマン』を放送開始するという。70年代の人気作品『バイオニック・ジェミー』のリメイクだ。そんなものがあるとは知らなかった。
『バイオニック・ジェミー』には複雑な思いがある。もともとこれは『600万ドルの男』のスピンオフ作品だった。しかし、ジェミーのほうが人気が上回るように。バイオニックはスティーブ・オースチンのほうが先なんだって。『600万ドルの男』の大ファンだったオレは、少々苦々しい思いをしたものだった。
あちらでもジェミーのほうがリメイクされるってことは、そういうことなんだろう。もっとも、2007〜2008年に米国で起きた脚本組合のストライキのせいで途中で中断、そのまま打ちきりになってしまったそうだ。
YouTubeに『600万ドルの男』があったので載せておく。
シリーズ化される前のパイロット版。これは未見だ。記憶しているシリーズ化されたものより、ずいぶんとハードである。左目、右手、両足がバイオニック=機械だという設定だが、超能力というより特殊能力という描かれ方で、荒唐無稽なマンガチックになっていない。これを見る限りだが。かなり007を意識しているというか。そして、なんといっても広川太一郎さんがカッコいい。
2009-07-20(Mon) [長年日記] 編集
_ 第138回全英オープンの結果
最終日までトップだったトム・ワトソンは、最終ホールパーで上がれば優勝というところでボギー。スチュワート・シンクとのプレーオフに臨むも優勝には届かず。ワトソンには是非とも優勝して欲しかった。もうすぐ還暦を迎えるという人なのである。勝てばメジャー大会では史上最年長者の勝利。その瞬間を見たかった。しかし、ここは素直に、「いいものを見させていただきました」と拍手だ。一番悔しい思いをしているのは彼だろうから。
2009-07-21(Tue) [長年日記] 編集
_ 歌手としてのビートたけし
歌唱力がある、というのとは違うが味があってこれはこれで「上手い」と思う。好きだ。なんとなくロッド・スチュアートを彷彿とさせる?
曲がいいってこともあるのか。
オールナイトニッポンを夢中で聞いていたあの頃を思いだす。
2009-07-22(Wed) [長年日記] 編集
_ 皆既日食
残念ながら皆既日食の今日の空は曇り。日本で観測できる皆既日食は46年ぶりということだったが。まぁ関東では見ることができたとしても、部分食ではあったのだが。
14日に関東では梅雨明けが発表されたが、このところ雨模様である。どうやら戻り梅雨となりそうな雰囲気。
2009-07-23(Thu) [長年日記] 編集
_ 名残り火/藤原伊織
久しく積読状態だったがようやく読む。『てのひらの闇』の続編である。相変わらず心を熱くさせる小説だ。カッコいいとはどういうことか。藤原作品に登場する主人公、そして脇役も、がその答えだ。
決して彼らは品行方正の清く正しいヒーローではない。どちらかというと欠点のほうが目立つ存在だろう。能ある鷹は爪を隠す、というのとも違うな。そうか、正直者なんだ。それも「バカ」がつく。彼らの行動原理は正義でも損得勘定ではない。自分に嘘をつかないこと。あの真っ直ぐな生き方が眩しいのだろう。オレは「程々」にしかできない。
ある程度ワンパターンとも言えなくないし、出来過ぎだとも思う。それが少しも嫌みにはならない。物語に引き込まれ、登場人物たちに魅かれる。やはり男の美学といっていい。それは自分に欠けたものだからだろうか。
そんな藤原作品の新作はもう読めない。この喪失感は大きい。まだまだカッコいい男たちに会いたかったよ。
名残り火 (てのひらの闇 (2))
文芸春秋
¥ 1,700
2009-07-24(Fri) [長年日記] 編集
_ ショーシャンクの空に
ムービープラスにて。好きな映画である。一分の隙もない、奇跡のような出来栄えだ。結末がわかっていても、何度観ても面白い。
最初に観た時の衝撃がいまだに忘れられない。だって、アレがああなるとは全く予想してなかった。そこで終わりにしても十分なのに、最後まで手を抜かない。最後のロングショットは、ちょっと物足りないのだが、ちゃんと見せないところで逆に深い余韻が残る。
もしまだ観ていない人がいるならば、是非とも観て欲しい一本。気持ちが優しくなれる。
ショーシャンクの空に [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ
¥ 990
2009-07-25(Sat) [長年日記] 編集
_ 「戦闘妖精・雪風」の最新刊
『アンブロークンアロー—戦闘妖精・雪風(神林 長平)』が入荷。3作目。長いシリーズである。最初に出たのが1984年だ。高校生の時に読んだと思っていたが、違うのか。
2009-07-26(Sun) [長年日記] 編集
_ フェリペ・マッサの事故: F1ハンガリーGP
予選中のアクシデント。前を走っていたバリチェロの車のパーツが脱落して、フェリペ・マッサのヘルメットに直撃したとのこと。
昨今のF1の安全性はかなり高くて、多少のクラッシュがあってもドライバーに深刻なダメージをもたらさない。例えば、97年のカナダGPでのロバート・クビサの大クラッシュ。見た目は最悪の事態を想像させるが、クビサはほとんど無傷であった。
しかし、今回のような事故は防ぎようがないか。昔、消火器がヘルメットに当たって即死したドライバーがいた。エンジントラブルで停車、その後火災を起こした車がいた。消化のため駆け寄ったマーシャルをトム・プライスを撥ねてしまう。その際、手にしていた消火器がプライスの顔面を直撃。二人とも即死という痛ましい事故だった。1977年の南アフリカGPでの出来事。
車載カメラによる事故の瞬間の画像。最後に刺激の強い画像、事故直後のマッサの顔のアップ、があるので要注意。飛んでくる物体*1が、はっきり写っている。
*1 800g程のスプリングらしい
2009-07-27(Mon) [長年日記] 編集
_ 版元の皆さんと飲み会
今日は、9月に行ううちのオリジナルフェアに参加される出版社の方たちとの飲み会。この企画は今回が二回目。前回も飲み会はあったのだが、都合がつかず不参加。今回ようやく参加できた。
この企画はなかなか面白い。複数の出版社が参加して、書店と盛り上がるイベントといったところか。売り上げに結びつくことももちろん大事だが、お祭りのように何かを作り上げるということが大事なような気がする。ベストセラー以外にも面白い本はあるのだ。そう言ったものアピールするということが大事。今流行の言葉でだと"ロングテール"ということになるのか。ベルトコンベアの如く入荷したものを売ると言うことではない。ちゃんと「仕入れ」たものを売ると言う姿勢。
いろいろと話をして、刺激を受ける部分も多かった。こういった飲み会も必要である。
ただ、場所が遠いよ。帰ってくることを考えるとガンガン飲めない。飲む部分にはちょいと欲求不満。
2009-07-28(Tue) [長年日記] 編集
_ 0083ガンダム
『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』を観た。しかもNHKで。今じゃ普通のことかもしれないが、不思議な感じがする。
0083はあまり好きではない。何だか暑苦しいのがいけない。狂信的だ。肩入れできるキャラクターがいないのが辛いところ。
_ エラリーマイブームが来ている
本日の購入。『十日間の不思議 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-1)(エラリイ・クイーン/青田 勝)』。エラリーはいろいろと奥が深い。しばらく集中的にエラリー・クイーンを読んで見ようと思う。あとで、エラリー論を述べる、かもしれない。
2009-07-30(Thu) [長年日記] 編集
_ シューマッハ再び
フェリペ・マッサの事故で、彼の代役にミハエル・シューマッハが決まったという。勝っても負けてもこれでF1がまた盛り上がるのは確かだろう。
ミハエル・シューマッハ、マッサの代役に決定: フェラーリ公式サイト : F1通信
それにしても、状況が違うとはいえランス・アームストロングに続いて引退した王者の復活とはねぇ。レースというのは止められないものがあるんだろうか。
