酔眼漂流記


2012-05-21[月] 太陽の指輪 [長年日記]

[バイク] 金環日食を見に行く

ちょうど仕事も休みなので、金環日食を見に九十九里浜までバイクでひとっ走りして来た。この辺で見ることができるのは173年ぶりで、次の機会は300年後註1というんだから、このチャンスを逃すわけにはいくまい。自宅付近で観測するのもいいけど、このところちゃんとしたバイクの出撃がなかったので、プチツーリングをかねて九十九里浜まで。場所は、以前に初日の出を見に行った野手浜へ。犬吠埼も考えたが、もっと早起きしなきゃならないのでやめにした。

出発は4時半。ひたすら296号線を走る。何を着るか迷ったが、メッシュジャケット+インナーという装備で。しかし、これでも早朝の時間は少々冷える。丈が短いから、おなかの辺りが冷えるのが参った。まぁ、帰りになると、これだとちょっと暑いって感じで、この時期はなかなかウェアのチョイスが難しい。

走っている間は、時折雲の切れ間が見ることができるものの、一面の曇り空。天気予報では、日食の時間帯は晴れマークだったので、それを信じて走る。浜に着いたのは6時半。しかし、空はどんよりとした曇り空のまま。どうも晴れる気配がない。

初日の出の時は、大勢の人がいたが、今回人はまばら。釣り人とサーファーのほか日食見学とおぼしき人は数人。まぁ、平日だからねぇ。

待っているうちに、少しずつ空が明るくなり始める。

ようやく太陽が少し顔をのぞかせる。持って来た日食メガネをかざしてみたんだが、光が弱すぎるようで何も見えない。このメガネ、結構強力な光じゃないと認識しないんだな。太陽を見る以上当たり前なのかもしれないけど。しかし、小学生の頃、下敷きかざして部分日食を見た記憶があるが、アレは結構デンジャラスだったのかね。

そのとき不意に、雲を透かして欠けた太陽を見ることができた。雲がちょうどいいフィルターになって、肉眼確認註2することができたのだ。その後、時折太陽は光り輝き日食メガネを通して食を観察することができた。ただ、もっとも重要な金環食の状態が、それほどはっきり見ることができなかったのが残念。

それでも、プチツーリングとしては充実した内容。波音を聞いているだけでも、癒されたし。早朝、海辺に散歩出来るような環境はいいだろうなぁ。

そのあとは、ブラブラ走って昼前に帰宅。走行距離170Km。天気もよくなって来たから、もうちょっと走っていたかったが、クラッチに左手がもう限界。すっかり軟弱になって、リハビリしなくちゃ、だわ。

註1 もっとも、2030年に北海道で観測出来るようだけど

註2 これでもやっちゃいけないことなのかもしれないけどね

[Music]太陽の指輪

ドリカムの曲に「時間旅行」ってのがある。この中に金環食のことが出てくる。

指輪をくれる? ひとつだけ

2012年の金環食まで待ってるから

忘れないでね

そうよ 太陽の指輪(リング)

好きな曲なのに、このことを全く失念していた。この曲を聴きながら金環食を見ていたかったよなぁ。と思っても後の祭り。

それにしても。今まで何気なく聞き流していたけど、実際のことを歌っていたとは思いもしなかった。そしてこの曲が出たのが1990年。遠い未来が、今現実となる。22年の歳月。あの時と今と、そしてこれから。そんなこと思うと感慨深い。

で、この曲は未来を願う歌なんだな。22年後だって一緒にいようね、って。改めて聞くと、その重みがずっしりと来て鳥肌が立った。