酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2004-05-25[火] 編集

▶︎ [読書]今日を忘れた明日の僕へ/黒田研二

実際にあるんですね、記憶することが出来ないという障害。昔何かのドキュメンタリー番組で見たことがある。それは記憶を失うということよりも、恐ろしいことなのかも知れない。

で、その障害を持った主人公の1人称で物語は展開。前半は伏線めいた話が続いて、この先何が待ち受けるのかとページも進む。毎日同じことの繰り返しだったものが(もっともそんなことも主人公は覚えてないんだが)、失踪した友人の死体が発見されたことで急展開。調べてみれば、どうしても自分が彼を殺したとしか思えない。ま、この手のお約束としてそんなはずないんで、では一体真相は、ってことに。 そんなに長い話でもないので(事実わずか1日の時間経過)一気に読了。なかなかの好編。

ただ、あっと驚く結末!とか言う展開じゃないので物足りなさもちらほら。もうひとつ盛り上がりに欠けるかな、と。登場人物も限られているので、おのずと誰が犯人でも驚かない。なによりメインのトリックまたは仕掛けがちょっと納得いかない。やや強引な気がする。いくらエイプリルフール だからといって、死体らしき物を見てなにもしないのはいかがなものか?本格ミステリというよりはサスペンス物、といった感想。

今日を忘れた明日の僕へ (ミステリー・リーグ)
黒田 研二
原書房
¥ 1,680


2005-05-25[水] 藤岡真 編集

▶︎ [読書]ゲッベルスの贈り物

プロローグは第二次大戦末期、独逸軍Uボート艦内。「ゲッベルスの贈り物」と呼ばれる秘密兵器の資料を極秘に日本へ持ち帰る任務を帯た飛良泉海軍大佐。航海中独逸は降伏に至り、艦長から連合軍に投降することを告げられる。

そして本編は、現代の東京へ。謎の人物「わたし」が人気俳優の剣城直樹をビルから突き落とし、自殺に偽装する。その後も「わたし」は著名人を自殺に見せかけて次々に暗殺してゆく。

もう一方で。広告制作会社の「おれ」こと藤岡真は、公の場には一切現れない謎の人気アイドル「ドミノ」を捜すよう社長から命令される。「ドミノ」の居所を探すつもりが調査は思わぬ方へ転がりはじめ、何やらきな臭い雰囲気が。

この二つの物語が交互に語られていく。しばらくはゲッベルスの「ゲ」の字も出てこないし、物語同士も全く関連性が見いだせない。いったいどうオチを付けるんだろうかと、否が応でも興味が沸く。ついつい気持ちは物語の中へ。

待ち受ける終着点。どこに連れて行かれるのかと思えば、こんなところだったとは。いやぁ、これは予想できないでしょ。そして、ある仕掛けに思わず唸る。

著者自身あとがきで、

わたし自身、読者と言う立場だと「全く思いもしなかった意外性」を求めて

いて、

書き手になったときにも、常にこの主義を貫きたいと思っています

とあるように、読んでいる最中は五里霧中、少しも手のうちを明かさない。先に何があるか判らないからついつい読みふけってしまう。読み手の心をとらえて離さない著者の手腕はさすが。

ただし。その結末の荒唐無稽さには全面的に賛成、とはいかないけれどね。意外性を求めるあまり、相当強引な気もする。いやぁ、これはある意味笑っちゃって、それはそれでいいんだけれど。

なにより最後の「でもね正子、本当はゲッベルスの贈り物なんだよ」と言う一節に思わずニンマリ。果たして本当の「贈り物」はなんだったのでしょう。

ゲッベルスの贈り物 (創元推理文庫)
藤岡 真
東京創元社
¥ 735


2007-05-25[金] 編集

▶︎ リニューアル中

tDiaryをメインに持ってきた。

WordPressのほうは http://mystery.suigan.net/ *1に移動。こちらはミステリ感想文専用にする、つもり。

*1 問題発生で停止


2009-05-25[月] 編集

▶︎ 肌寒い日

少々気温が低い。半袖のシャツはちょっと考えてしまう。幸いなことに昨日からの雨は止んでいる。

休日。その割りには早起き。朝一で銀行に行くつもりが、結局10時過ぎになる。もうその時間だとかなりの行列待ちだ。今日は給料日だからね。郵便物を投函しようと思っていたのに、肝心の郵便物を忘れていることに気付く。並ぶのは放棄していったん家に戻る。銀行はもっと空いてからにしよう。今日じゃなくてもいいし。

その後買い物。日々の食材を仕入れる。ついでにカツオと発泡酒。大好物のカツオの時期になってうれしい。帰ってプチ酒盛り。最近休みの日は昼間から酒を飲んでるなぁ。昼間の酒はまた別格なのである。程々にしないといけないが。うっかり寝てしまうと、その後体調がヨレヨレになる。

午後からは陽も差してくる。明日からはしばらく良いお天気になりそうである。


2012-05-25[金] 編集

▶︎ [Comic]軒並み最終巻

本日は小学館の女子系コミックの発売日註1。しかしながら、今日、恋をはじめます 15 (フラワーコミックス)僕達は知ってしまった 14 (フラワーコミックス)なみだうさぎ~制服の片想い~ 10 (フラワーコミックス)と、売れ筋コミックが最終巻。少年系のコミックだと、人気作はなかなか終わらない(終わらせられない)けどなぁ。女子系のコミックだと作品よりも、作家で買うって部分があるからかな。

次回作も、きちんと売れてくれることを祈るばかり。

註1 本来は26日だが、曜日の関係で集英社の女子系とダブル発売