2004-06-04[金] 編集
▶︎ [横溝正史]金田一耕助 the Complete
日本で一番有名な名探偵と言えばやはり金田一耕助、でしょう。時代を超え今なお愛される魅力を探る一冊。表紙が、懐かしの角川文庫の“見立て”になっているのがうれしい。
全77作品のレビューは参考になるし、代表作10点の「犯人・動機」の袋とじ付き大盤振る舞い。私も、長編に関してはほぼ読んでいるのだけど、中短編はほとんど手つかず。ウーム、改めて読みたくなったぞ。しかし、今は入手が難しいものも結構あるんだよなぁ。よし、これを機会にコンプリートへの道へ進むか!
TVドラマの作品リストを見たら、毎年一回はドラマになっている。それも20年前から。つい先日も新しい金田一として稲垣吾郎が主演で『犬神家の一族』がTV放映されたばかり。『犬神家』もTVだけでも4度目の映像化。少なくともTV業界にとっては確実に愛されてるね。
しかし、原作の方はどうなんでしょう。意外とTVの中だけしか知らないってこともあるのかな。稲垣吾郎ということできっと初めて横溝正史に触れたって人も多いと思う。これをきっかけに原作の方にも興味を持ちましょうよ、皆さん。そりゃもう、面白いこと請け合いですぜ。どっぷり浸れば、危ない薬のように抜け出せなくなるほど強力。声を大にお薦めしたいのだ。
金田一耕助The Complete―日本一たよりない名探偵とその怪美な世界 (ダ・ヴィンチ特別編集 (6))
メディアファクトリー
¥ 1,575
2005-06-04[土] 編集
▶︎ [読書]三百年の謎匣/芦辺拓
芦辺拓は、ずいぶん昔にに冊程読んだきり。それ以来自分の中では、どうも好みじゃなかった。昨年の「紅楼夢の殺人」の評判がよろしいのでまたチャレンジしてみようかとは思って手にした一冊。
弁護士・森江春策の元に遺言書の作成の依頼で玖珂沼瑛二郎と名乗る老人が訪れる。しかし、玖珂沼にはそれ以外にも目的があり、風変わりな本を春策に差し出す。そこには三百年に渡って、異なる書き手が体験した六編の物語が記されていた。
その後、玖珂沼老人は密室状態ともいえる路地で射殺される。至近距離から撃たれたのもかかわらず雪が薄く積もる現場では、犯人の足跡はもとより被害者のものも無い。犯人は誰で、動機はなんなのか。事件を解く鍵は渡された書物にあるとみた春策は、謎を解くためにページを開く……。
ウーム、やはり微妙だった。一冊の書物を巡る不思議なお話といったところでは、それこそ冒険活劇といった趣で充分面白い。舞台も内容もバラエティにとんだ六編。誰もが知ってるある人物が意外なところで登場したり、飛行船ヒンデンブルクを巡る謎があったり。西部の町の銃撃戦からアフリカの秘宝探検まで。
どれもちょっとした謎があり、その物語の最後で明らかになる。けれど残される謎があって、それが読んでいる最中にどうもスッキリしなくて微妙な感じを持ったまま物語は進んでいく。きっとそれが最後の最後で明かされるびっくり箱なんだろうなぁ、と思いつつページをめくるわけなんだけど。
そして最終章、玖珂沼老人殺害の解決に至る。書物を巡る謎と殺人事件の結びつきが強引すぎる気がするなぁ。物語に残された謎を解くことで事件のヒントが見えてくるんだけれどね。別に関係ないじゃん、とも言えるのでは……。
きっと、その書物が事件を引き起こしたのだ、ということなんだろうな。自ら意志を持ち、人々の手を渡り歩き事件や冒険を引きを越す不思議な本が主役のお話なのだ。それでも、やはり現代の事件は付け足しみたいで、無かった方が良かった気がするよ。
2007-06-04[月] 編集
▶︎ RedirectMatch
サイトをリニューアルした際のトラブルも解決したので、もう一つ気にかかっていた問題の解決に乗り出す。
WordPressのサイトを丸ごと階層移動したわけだけど、そうなると当然昔のアドレスは使えない。それを新しいアドレスにリダイレクトさせましょう、って作戦。
普通のリダイレクトはやったことある。今回はRedirectMatchを使って正規表現によるリダイレクトをしてみる。
参考にしたのは、
試行錯誤の結果、
RedirectMatch ^(/..../.*) http://suigan.net/wp$1
リダイレクトしてるんだけど、あってるのか??
ま、一応これで結果オーライってことで。でも、もっとうまい記述があるんだろうなぁ。
2008-06-04[水] 編集
▶︎ [バイク]飛行機を見に
天気予報と違って晴れ。そうなれば当然バイクの出動。とは言え、昼過ぎの出撃なので軽めのメニューで。目的地は成田空港の側、三里塚さくらの丘。ここは間近で飛行機の離発着を見ることが出来るそうだ。キムタクのドラマのロケに使われたとか。
そこ行くだけではツーリングにもならないので、国道51号線を佐原まで走り県道44号線で戻ってくるというルート設定。途中でさくらの丘に寄る。
思ったほど間近で、と言うわけでもなかった。着陸はともかく離陸はよく見えないポジションだし。それでも、エンジンの迫力はドドーンと伝わる。ベンチも用意されているので、天気のいい日にボケッと飛行機を眺めてる、なんてのもいいかも。
2009-06-04[木] 編集
▶︎ 太陽と月
太陽
そういえば、一昔前はいずれ氷河期が来るって言われたもんだ。いまは温暖化がクローズアップされているけど。
暑いよりは寒いほうがいいかも。なんて問題では決してないな。
月
日本の月探査機「かぐや」の寿命が尽きかけているらしい。月を周回している高度が段々落ちてきて、11日未明には月面へ衝突してしまう。
月面上空約11Kmからの撮影。最後の瞬間までこうしてデータを送り続ける。かぐや姫は月に帰るのが運命とはいえ、何だかせつない。
2016-06-04[土] 編集
▶︎ 無事にKindle購入
昨日のクーポンが使えない件、今朝になって確認したら使えるようになっていた。昨日の時点で、プライム会員代の処理が確定されてない状態だったので、それが原因かと思ってたけど。支払いが確定次第使えるってことね。