酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2004-08-03[火] 編集

▶︎ [読書]滅びのモノクローム/三浦明博

第48回江戸川乱歩賞受賞作。読み手が悪いせいか、もう一つ乗り切れないんだよなぁ。偶然手に入れた古いフィルムにはなにやら秘密があって、主人公はその謎を解明してゆく・・・。と、簡単に言っちゃえばそんな話で、それ以下でもそれ以上でもないとキッパリ。

よくある話しのパターンといちゃえば身もふたもないんだけどね。でも、どうしてもワクワク感がいまひとつであることよ。

フライ・フィッシングについての部分とか、脇役で出てくるかなり個性的なキャラクターなんか話を盛り上げる(?)プロットもあるけど、どうもワタシには取ってつけたような印章なんだなぁ。

そして、そもそもメインのお題である古いフィルムに封印されていたものは何か?っていう謎を追っていく気配が薄い。これはミステリとしてはちょっと減点でしょ。

展開が読めちゃう分、隠されていたものは何かってことに興味がいくわけだけれども。あまり面白くないのだわ。あまりにも模範的な解答みたいな感じで。

もちろんこのテーマ自体に意見するつもりはないけれど、ワタシ的にはさして目新しさを感じないのね。そんなこともあるよなぁ、というのが正直なところ。語られる真相が胸に迫ってこないのですね。

余談だけど、帯には《満場一致で選出!》とあるけど、いったいどんな基準で?と思わざるを得ない。ほかの作品があまりにも、なんて変な勘ぐりをしてみたりして。

滅びのモノクローム
三浦 明博
講談社
¥ 1,680


2007-08-03[金] 編集

▶︎ 朝青龍の処分は妥当なのか

先日の件。処分の内容は2場所の出場停止、11月25日までの謹慎、4か月間30%の減俸ということ。力士と言うのは本場所で相撲を取るだけじゃなくて、巡業と言うのも大切なお仕事。それを自分勝手に休むってことは、しかも一番偉い人がね、示しがつかない以上厳罰をもって臨むのはわかる。でも、2場所出場停止ってのはどうなのかねぇ。

今までも「横綱としての品格に欠ける」とか何とかで批判されてきた朝青龍。堪忍袋の緒も切れた、というかこの際だから引退させちゃってもというような空気が無きにしもあらず。

たとえばこれ。

スポーツ報知緊急アンケート「朝青龍、引退すべき」64%:相撲:スポーツ:スポーツ報知

処分を下した相撲協会の真意はどこにあるのか。その辺を思うとどうも煮え切らないものを感じる。本当に反省を促すのなら、場所には出させるべきじゃないだろか。大関に降格ってのもありだと思うし。

いらないと思うのならきちんとそう伝えるべきだよね。向こうから言い出すのを待つ作戦、だとしたらいただけないよなぁ。

何れにせよだ。朝青龍を完全にヒール役として認めれば、それはそれで面白いんじゃないの。もう品格とはとりあえず置いといてさ、WWEを見習ってみたりとか(笑)。と外野は勝手に思うのだ。

▶︎ 本日の新刊&お買い物

iconicon 紅楼夢の殺人/芦部拓 icon


2009-08-03[月] 編集

▶︎ [バイク]洗車とドライブチェーンの手入れ

なんと去年の6月以来の洗車である。なかなか億劫である。水の確保が大変なのだ。部屋と駐輪場を往復しなきゃならない。駐輪場にしても、それほど広いわけじゃないから回りを気にしなきゃならんしなぁ。バイク用の洗車場なんてもんがあればいいね。

ちなみに現在の走行距離は8,000キロ。2年目はちっとも走ってないなぁ。


2010-08-03[火] 梓崎優 編集

▶︎ [読書]叫びと祈り

ネット界隈での評判は上々で、ようやく入手。期待して読む。五つの短編が収められている。斉木という青年が異国の地で体験する謎を解く、というのが基本パターン。

まず最初の「砂漠を走る船の道」でやられてしまった。これは「ミステリーズ!新人賞」受賞作。確かに納得の出来。砂漠をゆくキャラバンで起きた連続殺人。砂漠という特殊な状況下で、なぜ殺人を犯さなければならないのか。しかも、登場人物はわずか=容疑者も少ない。解き明かされる真相に脱帽。物語に溶け込む見事な動機。砂漠であるが故の殺人。しかも、最後にもう一捻り加えて…註1。素晴らしい。

一番推したいのは「叫び」だ。舞台は南米アマゾンのジャングルの奥地。そこに住む少数民族の取材に訪れた斉木だが、その部族は謎の伝染病によって、住人の全てが死に絶えようとしていた。そして、そこで起こる連続殺人。これまた不可解な状況の中での殺人である。いずれ死ぬと分かっている者を殺す意味はあるのか。これはなんといっても結末が凄い。この絶望的で苦汁に満ちた結末を見よ。これって推理小説のとてつもない否定とも取れるけれど、それだけにものすごいカタルシスを感じる。真相がわかって、犯人も動機もわかって、でもそれがなんになるの?ってところに身震いした。人と人は分かり合うことは出来ないのか。

いい意味で憂鬱にさせてくれるのだが、それだけに最後の「祈り」が気分をホッとさせてくれる。これだけ読んだらちっとも面白く無いだろうけど、それまで読んできて最後にこれだからね。

印象的な一部分を引用。

どんなに理不尽でも現実は残酷で、どんなに祈っても思いは届かない。常識はたやすく砕け散る。永遠に分かり合えないで殺し合う人間もいるし、分かり合った人間を殺すやつもいる。それが現実だ。

現実は確かに残酷だ。それでもーお前は祈るべきなんだ。

オレにとってはこの部分がこの物語の核心だと思う。やっぱり人と人は通じ合えるんだよね。

叫びと祈り (ミステリ・フロンティア)
梓崎 優
東京創元社
¥ 1,680

註1 もっとも、これは蛇足と感じる部分もなきにしもあらず。けど、読み終えてみるとまた違った意味をみってくるね


2011-08-03[水] 編集

▶︎ 図書カードで困るのは

図書カードの残金を、把握されてないってことがある。「〇〇円不足です」と告げると「えっ?」と言う顔をされることがあるのだ。まぁ、そんな時は現金で不足分を頂くわけなんだが、たまに図書カード以外現金を持ってないなんてことがあったりして、それはお互いに困る。お子さまの場合なんかね。

小学生の、それも低学年ぐらいだとカードだけじゃ足りない場合、最初に確認する。しかし、今日は中学生ぐらいに見えたので、確認しなかったのが失敗。ウーム。

ちなみに、図書カードをよく見ると端に数字が記入されている。使うたびにそこへ穴があけられて、だいたいの残金がわかる仕組みになっている。


2012-08-03[金] 編集

▶︎ 塩サイダー

前からちょっと気になっていた、塩サイダーを飲んで見た。その通り塩味のサイダー。あれだ、スイカに塩かけて食べてる感じ?

塩サイダー