酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2004-08-18[水] 編集

▶︎ [読書]名探偵はもういない/霧舎巧

冒頭に「登場人物は、事情があって書けません」とか「あとがきは先に読んでもいいけど『読者への挑戦』は読まないで」とか、こりゃ仕掛け満載と期待大の読み始め。でも、結論から言うと「?」マークがあちらこちらに。

何だか全体的にチグハグな感じがするのだ。そもそも、あの"親子"が登場する意味ががよく解らん。どうも根が素直じゃないので、しかも冒頭の断り書きがあるせいで絶対に裏があるよな、という先入観。となると、意外な落ちがあるのかと思えばさにあらず。で、思うにこれってあの作家の何かの作品のオマージュ?

それから"真犯人"の行動がいまひとつ理解できん。全体として統一してないような。ああいった人物だからと言われちゃえばそれまでだけど。が、偽装するって頭が回るのかなぁ? もっと違った行動を取るように思えちゃうんだよな。

他にも、まあ重箱の隅をつつくようなことだけど、どうも気になる点が多い。そう言った意味で、謎と推理が美しくない。見事な推理とみるか、こじつけとみるか。要するに、もうちょっと納得させて欲しかったな。

あ、つまらなく思う理由をひとつ発見。主人公たる人物(感情移入できる)がいないせいだな。

蛇足だけど、講談社の"あかずの扉研究会"のシリーズを読んでいたほうが多分愉しめると思うよ。

名探偵はもういない (ミステリー・リーグ)
霧舎 巧
原書房
¥ 1,890


2005-08-18[木] 編集

▶︎ [読書]灰色の北壁/真保裕一

灰色の北壁(真保 裕一)

『ホワイトアウト』以来の山岳ミステリ。ただ、冒険小説ではないですね。人の心の奥にあるもの描き出す心理ドラマといった趣です。

黒部の羆

山岳警備隊を引退して、現在は剣岳のとある山小屋を任されている「黒部の羆」と呼ばれる男。彼は25年前に剣岳で遭難するという忌わしい思い出があった。そんなある日、大学の山岳サークルの二人が遭難して救助を求める連絡が入る。そこにかつての自分を重ね合わせ救助に向かうのだが……。

ミステリ“風味”の小説かと思っていたら、結構しっかりとミステリしてます。こんなオチを最後にもってくるとは思いもしなかったので、素直にビックリしました。

ひとつ残念なのは、登山の専門用語がずらずら出てきて状況を思い描けないところでしょうか。それでも、吹雪いた雪山の息苦しいような緊迫感は充分に伝わってきます。

灰色の北壁

「二十世紀の課題のひとつ」と言われ続けたカスール・ベーラ北壁。そこを立った一人で初登攀を成し遂げた日本人クライマー、刈谷修。しかし、その登頂には疑惑がもたれていた。その事をノンフィクションとして発表した作家の「わたし」は、刈谷が登山中の落石で死んだ事をきっかけに、もう一度疑惑の答えを追う……。

「果たして刈谷は本当に北壁に立ったのか?」が軸となって物語は進みます。そして明かされる真相。登場人物たちの胸に去来する想い。人は何のために山に登るのかーそんな言葉が思い出される一編。

雪の慰霊碑

坂入慎作は、三年前に一人息子の譲を雪山で亡くしていた。彼はその命日に息子の命を奪った山へと向かう。譲の婚約者であった岡上多映子は、登山経験もない坂入のそんな行動に息子の後を追うのではと危惧する。彼女の不安を打ち明けられた野々垣雅司は坂入を追う……。

いいお話だとは思いますけど、一歩引いてみると美談チックなところがなんだかイヤらしい感じがしないでもないです。坂入の山へ登る理由は判るようで、結局のところ言い訳なのではと思ってしまったり。自分の気持ちに素直になれない初老の男の足掻きといった感じですね。

ただ、山の上では素直になれるってことは判る気がします。登山なんて富士山に二度登っただけですけど、登っている最中はピュアになれるというか、確実に雑念は捨てられます。何も考えられないといった方が正確かな。自分に向き直れるといったところまではいかないけれど、山頂にたどり着いた瞬間は、何か悟りのようなものは感じられた、気がしました。ま、余談ですけど。

灰色の北壁 (真保裕一/講談社文庫)»Amazon


2007-08-18[土] 編集

▶︎ 飲み会

店の飲み会。それ程飲んじゃないけど、疲れたぁ。やっぱり、仕事跡にのみに行くのはしんどなぁ(笑)。つーか、もはや飲むだけでも体力使うのだ。まぁ、楽しいからいいんだけどね。

で、今日も地震が。先日と同じぐらいの早朝、4時過ぎ。そして夕方。震度4程度。まぁ、これぐらいですむのならいくら来てもいいけど、そのうちどでかいのがくるんだろうなぁ。


2008-08-18[月] 編集

▶︎ [バイク]涼しい日

昨日から結構涼しい。明け方などは何か一枚掛けないと肌寒いほどだ。過ごしやすくていい。

三里塚さくらの丘

天気がちょっと微妙だったが、予報では雨はなさそうなので午後からバイクでちょっと走る。また飛行機を見に。前回は三里塚さくらの丘に行ったので、今回は成田さくらの山公園へ。

とは言え、先にさくらの丘に寄る。離発着は風向きによって方向が決まるのだそうだ。前訪れた時は、着陸シーンだったが、今回は離陸シーンが見られた。もっともここからは滑走路の端の部分が見えるのみ。滑走して飛び立つところが見られるわけじゃない。視界に入ってくるのは飛び上がってから。割とあっけない*1。着陸シーンのほうが見ていて面白いかも。

時間も時間なので、さくらの山公園は今回パス。さくらの丘より間近に見ることが出来るってことなので、また今度にしよう。

*1 ボーイング747だと迫力あるけどね



2010-08-18[水] 編集

▶︎ 空っぽ

今の自分を一言で言い表すならば、まさに「空っぽ」である。何もない。いやはや、なんとも虚しいことであることよのぉ。何のために生きているのか。生き続けなきゃならない理由が何もない。今死ぬのも、10年20年先に死ぬのも、あまり変わらないよな。


2013-08-18[日] 編集

▶︎ 日中は暑いけれど

夜はだいぶ過ごしやすくなってきた。湿度がそんなに高くないせいだろうか。空の様子もなんだかちょっと秋っぽい感じになってきた。涼しくなればなったで、夏の暑さが恋しくなるんだけどね。

▶︎ [iPad][iPhone]音声入力は素晴らしい

今日もこの日記は、iOSの音声入力を使って記述している。変換精度も、ほとんど気にならないレベルで、キーボードを打つ手間知らず。

ただ、口述筆記というのは結構難しい。考えていることを、口に出して言うのは結構大変なのである。考えながらと言う点では、キーボードの方が合っているのかもしれない。考えながらしゃべるというのは、本当難しい。

一度書いてから読み上げる、というのは本末転倒だしなぁ。