酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2007-08-27[月] 編集

▶︎ [読書]紅楼夢の殺人/芦辺拓

紅楼夢の殺人 (文春文庫)(芦辺 拓)

最後の数ページに至まで、おもしろいとは思えなかったですよ。が、最後に示される真相、つーか、作者の企みに唸らされた。一瞬にして物事が反転するカタルシスを味わう。普通に解決するミステリとは逆の発想と言いますか。で、そのために必要な舞台が『紅楼夢』だったわけだ。

伏線も見事。全ての「動機」は物語の中に巧みに折り込まれている。いや、むしろあからさま過ぎて気付かないと言うべきか。

時代は清代。その当時、例えば密室殺人なんてものが存在しえるのか。不可解な事象は不可解なまま*1なんじゃないの。そんな世界でミステリが成立するのか、というそういう疑問・不満をこれまた逆手にとって示される真相。

それでも、オレにとって「面白いお話」ではないのも事実。第一に『紅楼夢』を知らない*2。と言うのはやはりネックになるよね。それ以前に、どうも芦辺拓の作風はオレにはあわねーなぁと不遜にも思うんですが。なんか清く正しいのだ。毒とかアクがないのね。大勢の美女が不可解な状況下で死んでいくのに、とても淡泊。謎めく魅力と言うものが薄い。あくまでトリックがメインのミステリではないから、敢えてそうしている部分と言うのもあるんだろうけど。それと原作である『紅楼夢』の雰囲気から逸脱できないと言う縛りかな。

それでも、真相の素晴らしさの前にはそんなことはどうでもいいことになっちまった。評判が高いのも確かにうなずけること。著者いわく「その作品が探偵小説であること自体が探偵小説としての仕掛けにつながっている作品」という、その応えを堪能すべし。

紅楼夢の殺人/芦辺拓icon

*1 物の怪の仕業、で済んでしまう?

*2 『西遊記』『三国志演義』『水滸伝』と並ぶぐらいに有名な小説らしいけれど、日本では(オレだけ?)その知名度は及ばない、よね?


2009-08-27[木] 編集

▶︎ マザー牧場

マザー牧場

マザー牧場へ行ってきた。昔一度行ったことがあるようなないような。どちらにしろ気分は初めて。行く前は少々軽く考えていたが、侮り難しマザー牧場。特に何があるというわけでもないが、それが却って気負いもなくのんびりと時間を過ごすことができる。牧場内をブラブラしているだけで気分がいい。まぁ、これは天気が良ければ、って事もあるだろうが。実際もっと早く帰るつもりが予定時間をオーバーしてしまった。

お馬さんブルーべーリーソフトヒツジさんその1アヒルさんヤギさんエサくれよ!と睨むヒツジさん

▶︎ お台場リアルガンダム

後ろ姿がセクシー

ようやく見ることができた実物大ガンダム。着いたのがギリギリの時間で、ゆっくりできなかったのが残念だったけれども。

思った以上に感動した。後ろ側からのアプローチだったが、木の梢から見えるガンダムの頭部が見えた瞬間は思わず歓声を上げてしまった。「本物」のガンダムがそこに。初めてガンダムを見た時に、まさか30年後にこんなことになっているとは想像もできなかったよなぁ。

後ろ姿がが一番セクシーである。

ガンダム大地に立つ

巨大なものにに対する畏怖する気持ちというのもある。人は大きいものにはひれ伏してしまうのだ。思わず拝みたくなるという、あれは現代の大仏様なのかもしれない。

夜景とガンダム

こうして見ると、映画の『大魔神』を連想させる。それにしても見物客の多さも思った以上であった。

稼働中

稼働中のガンダム。と言っても大きく動くことはなく、物足りないといえば物足りない。ビームライフルを構えるとか、ビームサーベルを抜く、と言うのは難しいか。どうせならガンキャノンとガンタンクも。せめてザクは……。

何れにせよ、いいもの見たというのが偽らざる心境。


2010-08-27[金] 編集

▶︎ [読書]今夜もイエーイ/大竹聡

17時半帰宅、そして晩酌。今日もビールが旨い。今夜は一番搾り。ところでこの一番搾り、今のキャッチコピーが「ビールは麦100%の時代へ」なんだけど、どうもこれしゃらくさい。むかしからそうだつーの。

本日の肴は、いつものとおりカツオ。辛子醤油で。もう一品冷奴。ネギをたくさん刻んで、そこにお好みの塩を投入してあえる。これを豆腐の上に乗せて、予め熱しておいた胡麻油をその上からかける。仕上げに、バルサミコ酢と隠し味程度にお醤油を。

今夜もイエーイ

酒飲みの酒飲みのための本である。タイトルがいい。大概酒飲めば「今夜もイエーイ」である。お酒のお供にぴったり、というか酒を飲みたくなる本。その中でウィスキーのザ・マッカランのことが載っていて、久しぶりにウィスキーが飲みたくなる。ちょっと調べたら、マッカランの25年ものなんか6万円もする。

10年ものでも4,000円だから、やはり高いといえば高い。でも、ウィスキーに限らないけど、安い高いは味の差に出るよなぁ。とりあえず今夜はリーズナブルにサントリーオールド。お酒は、必ずしも高いものが「旨い」わけでもないしね。

「角打ち」というものを知る。酒屋の店先で酒を呑むことを北九州では註1「角打ち」というのだそうだ。当然「立ち飲み」。これがなんか粋でかっこいい。ふらっと店に入り、いっぱいの酒を頼む。キューッとひっかけて、さっと帰る。ほら、なんかカッコいいでしょ。これぞ男の飲み方って感じで。

今夜もイエーイ
大竹聡
本の雑誌社
¥ 1,680

笑い話

ちょっと前の話。とあるバイク雑誌の表紙に、ゴリラ一台分のパーツプレゼントみたいなことが載っていた。それを見たバイトの女の子は、生き物のゴリラ一匹分の重さと解釈したそうな。笑い話だけど、自分にとって当たり前のことが、すべての人にとって当たり前じゃないってことだなぁ。

ちなみに、ホンダにゴリラという愛称のバイクがあるのだ。

註1 どうでもいいことだが、九州は鬼門である


2012-08-27[月] 編集

▶︎ [バイク]バイク復活

バイクの修理が終わり、今日受け取りに行った。

行く途中で雨が降ってきて、ヒヤリとした場面も。局地的で一時的な雨だったようで、つく頃には止む。オレって結構晴れ男なんだよなぁ。

フューエルポンプの交換と、バッテリの充電で、20,000円程。思ったより安くあがったな。バッテリは、あの時しつこくエンジンを掛け続けて上がっちゃったんだよなぁ。原因がわからない時は、無闇に何かしない方がいいね。

これで、無事に東北ツーリングに出かけられる。