酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2006-10-22[日] 編集

▶︎ [読書]出口のない部屋/岸田るり子

読んでいる最中は、作者は何をやろうとしているのかさっぱり判らず。

プロローグはとある出版社の編集者香川が新人ホラー作家仁科千里の原稿を受け取りにいく場面から始る。香川には原稿の他に何か目的があるようだ。どうもお互いは過去に知り合いなのだが、仁科の方は香川が誰か気づいていない。

そして、手渡された原稿を読む香川。そのタイトルは「出口のない部屋」。ひとつの部屋に閉じ込められた見知らぬ三人の物語。接点のない三人はなぜ閉じ込められたのか?

この物語の合間に、その三人それぞれの過去が挿入される。ここで戸惑うのは、その両者の関係。フィクションなのかノンフィクションなのか?

どう解釈していいのか判らないまま、とにかく読む。

んで、そのまま本編は息苦しいくなるようなギクシャクした人間関係が描かれていくのだ。事件なんかは起きないし、これってミステリなのか?と自問しながら読み進んでいくわけね。

いったいどんなオチを用意してるの?

最後のエピローグがタネ明かし。なぁるほどね。おおっ、ちゃんと繋がったじゃないの、お見事。それなりに衝撃的だと思いますぜ。

「出口のない部屋」があまり活きていないような気がするけど。こっちでも何かオチをつけて欲しかったなぁ。さすればもっと傑作になったのではないかと。

それにしても、生理的にイヤなお話。だからこそ面白いんだけれど。前作の「密室の鎮魂歌」でも感じたが、とても感覚的な恐さを書く人だ。直接的な表現からじゃなくて、行間からにじみ出てくる怖さ。

こういっちゃ何だけど、それって男から見る女性の怖さってとこだろうか。なんてこと言うと怒られちゃうかな。カラッとしたものじゃなくて、ヒタヒタと絡み付いてくるんだよねぇ、何物かが。

恐いもの見たさっていうか、何となくブルーな気分になりたいときの一冊。

ちなみにこれ、サイン本として頂きました。Mさんありがとうございます。

出口のない部屋 (ミステリ・フロンティア)
岸田 るり子
東京創元社
¥ 1,575


2007-10-22[月] 編集

▶︎ [バイク]コケちまった

クランクの途中で。せめてコケることだけはやらないぜ、と思ってたんだけどなぁ。支えきれなかった。本来、先にクランクを通過してる人がいたら待ってなきゃいけないのだ。それをうっかりコースに進入してしまったのが運の尽き。慌てた気持ちが転倒を招いた。ガソリンがじゃぶじゃぶ漏れて、焦りましたがどうってことなかったようで。派手に転倒したわけじゃないしね。


2008-10-22[水] 編集

▶︎ [Mac]Camino 2.0 Alpha 1

Mac専用Firefox系ブラウザ最新開発版「Camino 2.0 Alpha 1」 | パソコン | マイコミジャーナル

やはり動作環境はMac OS X 10.4 (Tiger) 以降ということだ。現状でも特に不満を感じることはないんだが、そろそろ買い替えを検討しなきゃダメか。


2009-10-22[木] 九尾の猫: エラリイ・クイーン 編集

▶︎ [読書][エラリー・クイーン]九尾の猫/エラリイ・クイーン

九尾の猫 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-18)(エラリイ・クイーン/大庭 忠男) 今で言うところのサイコキラーもの。ニューヨーク市民を恐怖させる連続絞殺魔〈猫〉を追うエラリイ。時期としては前作の『十日間の不思議』が終わった直後であり、事件そのものは関係ないが、エラリイにとっては続編のような事件。

ミステリとしてはミッシングリンクものになるが、あっけなく犯人に結びつく手掛かりがわかったりしてミステリとしては中庸か。エラリイが真相に気付いたある事実にしたって、それまで誰も気付かないってのがおかしい。

しかし、『九尾の猫』の凄みは最後の最後、事件が解決した後なのだ。『十日間の不思議』で心に傷を負ったエラリイにとどめを刺すような仕打ち。名探偵は神ではないのだ。それでも己の才能ゆえに人の運命を変えてしまうことを、まざまざと知ることになるエラリイ。それはまさに彼にとっての業である。そんな業を背負ったエラリイが愛しく思える。この2冊を読むことで改めてエラリイ・クイーンのファンになった。

九尾の猫 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-18)

▶︎ オリオン座流星群

毎年19日から23日ごろにかけて観測される流星群。ここ数年は活動が活発化していて、1時間に50個ほどの流星が見られることもあるそうだ。天気もいいので昨晩の夜半すぎ、流れ星を見に外をブラブラしてみた。本当はバイク海岸まで出掛けてみようかと思っていたが、酒を飲んでしまったのでパス。

空を見上げながら歩いたのだが、街灯というものはきちんと設置されているのだな。うちの回りは結構暗いところだと思っていたが、そんなことはない。しかし、星を見るのに街灯は邪魔なのであった。おまけに夜中の暗闇の中、じっと佇んでいるなんてのは我ながら怪し過ぎる。流星を見ることなく帰ってきてしまった。

余談であるが、流星群といえば真っ先に思い出すのは「ジャコビニ流星群」だ。ジャコビニ流星打法*1ね。アレって想像の産物なのかと思っていたら、実際にある流星群なんだ。

*1 『アストロ球団』での宇野球一の必殺打法


2010-10-22[金] 編集

▶︎ 髭の季節

定期的に伸ばしたくなるのが髭。今回も、何度目だ、顎鬚を伸ばしております。去年は不評ということがわかってちょっとしょげていたけど、オレ的には結構気に入っているのだ。もっとも今回もずっとやっていようとは思ってはいない。やっていながら、結構鬱陶しいんだよね、髭。慣れの問題かもしれないが。とりあえず、次に理髪店へ行くまでの期間限定。年末ぐらいまでか。


2012-10-22[月] 編集

▶︎ [Columbo]愛情の計算

AXNミステリーで刑事コロンボ「愛情の計算」を見る。これ、何度見てもあの突然のクライマックスシーンがよくわからない。唐突すぎないか?

で、思うんだが、犯人の真の動機がわからなかったら、と言う前提で見ればコロンボのあの罠が理解できるんじゃないかな。

見ている側には、動機がわかっている以上、あのハッタリはただの茶番でしかない、んだよね。