酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2004-12-05[日] 編集

▶︎ [読書]愚か者死すべし/原りょう

法月綸太郎に続いて、待ち人来る。正直言えば、もう新刊は出ないのではないかと思っていたよ。9年振り。ちゃんと文庫版の『さらば長き眠り』の巻末に収録されている短編の続きから始っているのを見てニヤリ。

大晦日、新宿署地下駐車場に轟いた二発の銃声とともに、沢崎の新たな活躍が始る。

以前と比べて少し雰囲気が違うと思うのは、著者のせいか私が変わったせいか?

なんだか、荒っぽくなったような気がするなぁ。『私が殺した少女』と比べると、だけれども。しっとりとした味わいが多少スポイルされたような。他のはどうだったけ。忘れた。相変わらずの錯綜するプロットは、うっかり読んでいると訳が判らなくなる恐れあり。一気に読むべし。その重厚な筋立ても原作品の面白さのひとつではあるんだけれどね。でも、『そして夜は蘇る』も『さらば長き眠り』も細かい内容を忘れてるよ。再読することにしよう。

違和感を感じるのはこの物語に欠かせないと思っている三人が出ていないからかもしれない。「渡辺」がいないのは当然としても、あと二人の「馴染み」も今回はお休み。間接的には登場しているんだけどね。わざわざ「新シリーズ」と名乗るということは、敢えて出さなかったとか。これからも出ないとか。その不在感は、サビの利いていないような寿司を食べているようでもあるなぁ。

「図に乗るなよ、探偵」

やはりこの台詞は本人に言ってもらいたいね。

若干辛口の採点になるけど、それは待ちこがれた期待感と前作があってのこと。それを差し引けばまぎれもなく読んで面白い本であると思うぞ。極めて上質のミステリだしね。最後まで巧く騙されました。素直に「お帰り、探偵」と言いたい。次回作は著者の言葉を借りれば、そう待つ事無く読めそう。充分に待つ楽しみがある作家であるのだ。

愚か者死すべし
原 リョウ
早川書房
¥ 1,680


2007-12-05[水] ZZR夜間練習 編集

▶︎ [バイク]習うより慣れよ

若しくは、案ずるより産むが易し。

仕事が終わって10時過ぎに、ZZRに跨がり夜のドライブへ出発。バイクもオレも慣らし走行。オレはだいぶ慣れてきたかなぁ。初走行に比べるとだいぶ余裕が出てきたような。少なくとも公道を他の車の流れに合わせて走ることについての不安はぐっと少なくなったかな。やってみれば出来るものなのです。

あとは細かい取り回しと、とっさの時の対処か。こればっかりは場数を踏んで経験を積んでいかないとねぇ。それでも教習所の時のような「うまくやらなければいけない」というようなプレッシャーを感じない分だけ楽ではあるのだ。その分余裕が持てる。

だから、今にしてようやくニーグリップとはなんぞや、なんてことがわかってきた。教習所時代は、バイクにしがみついていたって感じだったんだな。上半身は力を抜いて、手は添えるだけ。下半身でバイクをコントロールする。常に出来ているわけじゃないけど、そう言ったことに意識を持っていけるだけ、ほんの少しは上達したかな?

本日の走行距離は約二時間で80キロぐらい、かな。ウーム、これからはちゃんと記録するようにしよう。トータルでは100キロを超えました。タイヤの皮むきが100キロということなので、ひとまず終了か。でも、タイヤを見るとサイドは全然使ってないんだよなぁ(笑)。


2009-12-05[土] 編集

▶︎ [Music][太田裕美]海に降る雪/太田裕美

ずいぶん久しぶりに聞いた。これは裕美さんの曲の中でも涙腺直撃の危険な歌である。

帰りの電車代さえレコードに化けたから二時間も波打ち際

うわぁ、もう鳥肌もんです。

何年経っても、一瞬であの頃の気持ちが甦る。歌って凄い力があるよなぁ。