酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2006-12-20[水] 編集

▶︎ [読書]凶鳥の如き忌むもの/三津田信三

瀬戸内海に浮かぶ鳥坏島で執り行われる鳥人の儀。18年前に行われた際は、参加した8人中7人が忽然と消えうせるという曰くつきの儀式だった。小説家・刀城言耶はその秘儀に立会人として参加する。そして悲劇は再び繰り返される。儀式の最中密室状態の拝殿から巫女が消えた。それは超常的な力によるものなのか。

初めての三津田信三。初めて読む作家というのは難しいね。評価の基準点が定まっていないから。事前の風評ではホラー系統の人だと聴いていたけれど、これに限っていえば、怪奇色はそれほどではない。もちろん雰囲気は伝奇小説といった趣。でも、事件に対してあらゆる可能性を論理的に議論していくあたりは、もうバリバリに本格ミステリといってよろしいのではないかと。

ただ、それが何とはなしにアンバランスに感じる点でもあるのだ。事件が起こるまでは、因襲に彩られた魑魅魍魎が跋扈しそうな世界。

で、その後に関係者による「密室からいかにして巫女は消えたのか」の議論があるわけだが、即物的で現実世界に引き戻されるようでちょっと興ざめ。やや饒舌な気もするし。こういうのは不可解なままラストまでなだれ込んで、最後に天才型の探偵が有無を言わせず真相をズバッと、それが多少強引でも、語るのがよろしいのではと思う次第であります。

しかし、明かされるこのトリックはいいなぁ。あり得ないって。でも、この世界観に合う見事なオチだ。ちゃんとホラーな世界に戻してるしね。

本作のトリックの原型を子供の頃に本で読んで知ってはいた。何かの図鑑にでも載っていたのか。子供心にも恐ろしく映りましたよ、あれは。何たって写真付きだったからなぁ。でも、本当に20分やそこらでアレは成し遂げられるの?

余談だけれど、事件の舞台となる拝殿辺りの説明が、事細かく書き込まれているんだが、それが却って情景を思い描きづらくしているのは我が空気頭の所為かしらん。嗚呼、頼むから図説してくれ。

凶鳥の如き忌むもの (講談社ノベルス)
三津田 信三
講談社
¥ 1,134


2007-12-20[木] 教訓 編集

▶︎ [バイク]渋滞は嫌いだ

今日の休みもZZR400の慣らし走行。もっともテレビつけたら『パルプフィクション』と『戦場のメリークリスマス』をやっていてついつい観てしまった。結局4時で、軽く走るかと出発。

考えてみればこの時間は渋滞の時間なのだ。何処へ行ってもイライラするばかり。走行時間より停ってる時間の方が長いよ、絶対にって感じだ。車の時だって渋滞は大嫌いだったが、ラジオやCD聞いたりと暇つぶしがあるし、何よりATなので操作が楽。

バイクはノロノロと走るのが苦手である。バランスが不安定で神経使うよ。おまけに夜を走るのもよくない。路面状態が読み取れないのはとても不安なのだ。ちょっとしたギャップに敏感に反応するからなぁ。一度ずるっと滑って焦りましたよ。幹線道路はまだしも、それ以外だと結構路面って荒れてるもんだと改めて実感する。マンホールがこんなに多いってこともね。

中途半端な時間には走らない。夜間は細い道は走らない。


2008-12-20[土] 編集

▶︎ 今年一番

クリスマスシーズンは今日が売り上げのピークだろうと予想していたが、その通りに。久しぶりにてんやわんや。

この売り上げは某高額本の予約によるところが大きい。9,925円だからなぁ。70冊ぐらいだっけ?


2009-12-20[日] 編集

▶︎ iPhoneに悩むクリスマス

クリスマスである。この時期なると、クリスマスだからと言う理由で思い切った買い物をしてしまうのは、オレだけじゃないはずだ。

で、今年はiPhoneだ。といいたいところだが、最後の踏ん切りがつかない。auユーザだから乗り換えなきゃいけないんだよなぁ。まぁ、乗り換えはいい。auを解約するのに9,975円*1掛かるのが引っかかるところ。iPhoneは欲しいが、この一万円の壁は心理的に結構でかい。ウーム。来年の10月が「誰でも割」の更新時期*2だから、それまで待つか。

その前にMacを新しくするべきなんじゃ、という気もするし……。

*1 「誰でも割」の解約料金

*2 更新月には解約料金はかからない

▶︎ 団長!

今夜も『坂の上の雲』を鑑賞。少々なじめないキャスティングがいて、渡哲也演じる東郷平八郎もその一人。どうにもイメージが違うよなぁ。やっぱり「団長!」である。

あと、柄本明演じる乃木希典。これは意外なキャスティング。好きな俳優さんだが、乃木希典と結びつかなかった。そもそも映画の『二百三高地』での仲代達矢がすり込まれているので、誰がやっても「他人」に見えちゃうんだろうけど。

出演者に過去の大河ドラマに出た人が多いので、そのイメージが重なったりもする。児玉源太郎=高橋英樹は河合継之助(花神)、山本権兵衛=石坂浩二は源頼朝(草燃える)、大山巖=米倉斉加年は桂小五郎(花神)、伊藤博文=加藤剛は平将門(風と雲と虹と)なんて具合。そう言えば、団長さんも(病気のため途中降板だったが)勝海舟を演じていたなぁ。


2012-12-20[木] 編集

▶︎ ドメインの更新

ムームードメインの更新完了。950円。

来月はサーバの更新もしなくちゃ。


2015-12-20[日] 編集

▶︎ [Movie]クリント・イーストウッドの西部劇二本

iTunes Storeでレンタル。久しぶりに「許されざる者」を観る。なかなか考えさせられる映画。許されざる者とは誰なのか。明確な正義や悪がない。正しい立場で悪いことをするのと、その逆とではどちらがより正義で悪なのか。なんてことをうだうだ考えつつ。しかし、若干「ペイルライダー」とごっちゃになっていた。

ということで、その後に「ペイルライダー」もレンタル。こちらは正しい西部劇というか、正義と悪の対立がわかりやすい。主人公にも感情移入しやすいし、最後の決闘後のカタルシス。見終えて爽快感。

許されざる者 [Blu-ray]

ワーナー・ホーム・ビデオ
¥ 1,100

ペイルライダー [Blu-ray]

ワーナー・ホーム・ビデオ
¥ 1,391

▶︎ ムームードメインの更新

危うく期限切れになるところだった。サーバともう一つのドメインの方も更新しなければ。