酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2004-04-16[金] [長年日記]

▶︎ [読書]極限推理コロシアム/矢野龍王

第30回メフィスト賞受賞作。そして、デビュー作にしてドラマ化決定なのだとか。うん、確かにこれは映像向きだと思うよ。変な茶々を入れなければそれなりに面白いドラマになると思うなぁ。

しかし、読んで面白かったかというとこいつが微妙だ。そもそもこの舞台設定が受け入れることが出来るかどうか。意味もなく、ただゲームのために次々と人が殺されるってのは読み進めるにはちとつらい。

ゲームの主催者側についてはいっさい触れられていないので、この嫌悪感の持って行き場がないのだ。やっぱり大嘘でもいいからもっともらしい理由をつけてくれないとさ、「頑張れ主人公! この理不尽なゲームに勝利して主催者を見返してやれ」ってな気持ちにもなれないのだ。どうも最後まで湿気ったおせんべいを食べてる気分だ。

タイトルに謳っているほど推理が展開されるわけでもないので、その辺期待すると肩すかし。最後に解決篇があるけど、あんまり美味しくない。もう少し相手側との情報合戦・駆け引きなんてのがあればなぁ。

事件はひとつだけにして、交渉でいかに真実の情報を手に入れ推理していくか、って展開はどう?なんてことを思うのだった。まぁ、物語の趣旨が違うんだな。要するにこれはパズラーではなくゲーム、なのだ。だから、映像には向いていると思う。

極限推理コロシアム (講談社ノベルス)
矢野 龍王
講談社
¥ 861

▶︎ 春になると…

春になるとアヤシイ、もしくは危ない人が多くなる。

つい先だっても某大学教授が手鏡を使って女子高生のスカートを覗き見して捕まったというニュースが世間を賑わしていたけれど、書店でも万引きに次いでこの手のバカヤロウが結構いるのだ。

先日も店内に挙動不審な人物を発見したわけですよ。女子高生の後を追って、あきらかに足の動きが怪しい。すかさずピンときましたね。非常警報発令。案の定そっと近づいて足下を見ると靴の爪先のところに穴が! どうにも不自然な穴なのですよ。足にカメラを仕込んでるな。こいつはもはや一目瞭然の隠し撮り、盗撮野郎だ!

すかさず捕まえたのだが、不意をつかれて逃げられる。くそっ! こちらも反撃、猛ダッシュの大追跡。逃がしやしないぜ、足には自信があるんだ。頭の中では「太陽にほえろ!」のテーマが(古い)。追っていくうちに、相手もバテてきたのかスピードが鈍ってくる。しめた、こいつは捕まえるのも時間の問題だ。しかし、一向に距離が狭まらない。むしろ、開いていないか? どうなってるんだ・・・。

おー、なんてこったい! こっちの方がもっとバテバテだよ!! 走っているつもりがもはや競歩以下の速さ。オヂサンつくづく体力のなさを感じたよ。

で、結局取り逃がしました・・・、無念です、山さん。

ま、なにわともあれ。女性の皆さん、立ち読みしている時はお気をつけ下さい。無防備状態ですよ。