酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2005-01-15[土] 椎名誠 [長年日記]

▶︎ [読書][椎名誠]メコン・黄金水道をゆく

メコン・黄金水道をゆく(椎名 誠) インドシナ半島のメコン河をラオス、カンボジア、ベトナムとズンズン下って行く旅エッセイ。相変わらずあちらこちらを飛び回っている人だ。

それにしてもこのインドシナ半島の国々に対しては、どうしたっていろいろな意味で尻込みしてしまう部分がある。まったく申し訳ないけれど負のイメージが付きまとってしまうのだ。それは戦争の影。ベトナム戦争やカンボジア内戦といた戦乱で受けた苦悩を未だに引きずっているそうな。日本に生まれて戦争と言う狂気に巻き込まれずにいられたと言うのは素直に喜ぶべきだろうな。

しかし、懐かしい風景が広がる優しげなところでもあるんだなぁ。そこにあるのは懐かしい景色と匂い。最近歳をとったせいか、素朴な風景ってのに憧れる。そこで暮らしている人たちには、もちろんいろいろな苦労はあるんだろうけれど、現在の立場で日本と比べてみた時日本に暮らしていることが素直に喜べるかどうか。

もっとも読み終えて真っ先に思うことと言えば、無償にフォーが食べたくなったなぁ、ってことだったりするけどね。