酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2005-02-06[日] [長年日記]

▶︎ [読書]未熟の獣/黒崎緑

どうにもとっ散らかった印象を受けるなぁ。サイドストーリーの詰め込みすぎと受けとっちゃう。メインのストーリーに絡んでいろんな話が発展、といえば聞こえがいいけどいったいメインのストーリーってどれ?

それぞれのストーリー自体は悪くないと思うがどうにもバランスが悪い印象。公園デビュー出来ない母親の話なんて、どうもありきたりで無くてもいいんでは?

あまりにも意外な犯人には逆にビックリだし。最後にああいうオチを持ってくるならもっと話のもっていき方があるんじゃないかと素人考え。

『未熟の獣』のタイトルの示す意味というか、真の"犯人"は誰かってことの意味は最終章にあるのかな。だから全章までは前フリだと思えばそれはそれで納得は出来ますけどね。

最後に。難しい読みの名前の子供が何故狙われるのかって説明はなるほどと思う反面、それっていかにも作者サイドのこじつけじゃあないだろか。読もうと思ったポイント部分だっただけにちょっと肩透かし。

未熟の獣
黒崎 緑
小学館
¥ 1,995