酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2006-10-04[水] [長年日記]

▶︎ 親愛なる者へ/中島みゆき

むかーし、何故か一枚だけ買った中島みゆきのアルバム。特にヒット曲があるわけでもないのに、なんでこの一枚?って気はする。

けれど、なかなか名曲ぞろいだと思うわけで。久し振りに聴いて大満足のお買い物。

「タクシードライバー」はドラマだよなぁ。まるで一編の映画のようだ。情景が鮮やかに目の前に浮かんでくる。タクシードライバーのカッコいいこと。

「狼になりたい」も名曲。夜明け間際の吉野家、なんてシチュエーションが渋いのなんの。シニカルでセンチメンタルで。人々が寝静まる時間。孤独と悲しみと喪失感をもつ者たち。人間強くなんかないんだって。それでも、強くなりたいのだ。ただ一度でもいい、狼になりたい。

「片想」もいいなぁ。片想いなんて、所詮一人で浮かれてるだけだぜ。相手にとっちゃ迷惑でもあるんだぜ。なんて冷や水を浴びせかけるような唄。ああ、判っちゃいるんだけどさ。

親愛なる者へ(紙ジャケット仕様)
中島みゆき
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
¥ 2,250