酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2007-06-21[木] 椎名誠と文庫本と司馬遼太郎と [長年日記]

▶︎ [椎名誠][司馬遼太郎]たき火をかこんだがらがらどん/椎名誠

たき火を かこんだ がらがらどん(椎名 誠)

この所椎名誠の本ばかり。立て続けに出てるからなぁ。この本は先日書いた通り、雑誌なのに載ったものの本にはならなかったエッセイたちをまとめたもの。著者いわく「わが人生の削りかす」のようなものだとか。

はじめて読むものばかりだけれど、他で読んだことがあるエピソードや、何よりこの中にも重複した話題がある。んだけど、やっぱり面白いんだよな。親しい仲間たちとの酒の席は、結局いつも同じ話題で盛り上がって大笑い。そんな感覚。

はじめての文庫本

椎名誠が文庫本というものをはじめて意識したのは、『銀の匙 (岩波文庫)(中 勘助)』だそうだ。オレにとってそれは『峠 (上巻) (新潮文庫)(司馬 遼太郎)』だ。中学1年の時ですね。多分はじめて買った文庫本だったんだと思う。

ちょうどその時のNHKの大河ドラマが司馬遼太郎の『花神』だった。中心となる原作はもちろん『花神』なんだけど、その他にも『世に凄む日々』『十一番目の志士』そして『峠』となんともまぁ豪華なものだった。

どういう経緯かは全く忘れてしまったけれど、友達と原作を読もうぜってことになり、オレの担当が『峠』だったというわけ(笑)。

大袈裟に言うと、これは人生におけるひとつの転機なのであるよ。司馬遼太郎との出会い。とにかく面白くって面白くって*1。颯爽とした男達の生き様にも憧れたわけですよ。本を読むということのきっかけのひとつ。中学高校とガシガシ司馬遼太郎と読んでいったなぁ。

学生の身じゃ単行本は無理なので、買うのは当然文庫本。文庫本というと司馬遼太郎って気分でもあるのだ。新潮文庫の緑色の背表紙のイメージと共に。

*1 ついでに言うと大河ドラマの『花神』の影響も見逃せない。あれは最高傑作だと思ってるのだ

▶︎ 朝日ソノラマが解散

asahi.com:朝日ソノラマ、9月末で解散 債務超過続く - ビジネス

10月からは親会社の朝日新聞が出版権を引き継ぐ。ってことで、無くなっちゃうわけじゃない。ちょっと安心。もっとも、今うちもほとんど在庫してなかったと思うけれど。

『機動戦士ガンダム』は最初ソノラマ文庫で出たんだよな。