酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2008-10-15[水] [長年日記]

▶︎ [Movie]コールドケース

コールドケースが面白い。米国では原則として殺人罪に時効はない。未解決の事件を「コールドケース」と呼ぶそうだが、未解決事件専従捜査班のリリー・ラッシュを中心としたフィラデルフィア殺人課の活躍を描くドラマ。

扱う事件が「現在」の事件ではない。時には何十年も前のものも扱う。ある意味「終わった」事件ではあるが、関係者たちに終わりは来ない。彼らの時は止まったままなのだ。事件が解決し、再び時が動き出す。もちろん死んだ人間は生き返らない。ハッピーエンドではないが、それでもやはりハッピーエンドだろう。

毎回ラストシーンでは目頭が熱くなる。演出がいいのだ。事件当時にヒットした曲が流れる中、ふと見ると幻のごとく被害者が立っている。リリーと目が合う被害者。その表情は、とても安らいで見える。事件が終わったことを象徴するシーンだ。

ミステリとしての面白さも十分。何といっても未解決事件を解くのだから。関係者の証言を丹念に集めて、真相に迫っていく面白さ。

それと、主人公のリリー(キャスリン・モリス)がまたいいのだ。とてもチャーミングな人である。最初はこの人目当てで見だしたんだけどね。ただ、吹き替えが田中敦子というのはどうだろう。いや、彼女自体は好きなのである。特に「少佐*1」はいい。ただ、リリーのイメージと声質が違うような気がする*2。それに、どうしても頭の中でマッケンジー中佐になっちゃうんだよなぁ。

*1 攻殻機動隊

*2 あとで、実際のキャスリン・モリスの声を聞いたら、これまた想像してたのと違う声だったけど