酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2010-08-19[木] 柳広司 [長年日記]

▶︎ [読書]キング&クイーン

猫洗い

休み。しかし、今日は集英社と白泉社のコミックの新刊が出るので、いつものとおり朝だけ品出し。最近になって、ようやく適正な入荷量になりつつあり、大して苦労せず出せるようになる。希望した入荷数がほぼ叶えられるのはいいんだけど、その分返品の縛りがあって、このへんうまく調整しなきゃならない。

午後は、思い立って猫を洗う。一年ぶりぐらいか。猫にとってはえらい迷惑だろうけど。時折、洗われている猫の写真を見るけど、水に濡れたその姿はやけに細い。半分ぐらいになっちゃてる?って感じ。なんだが、うちの猫はあまり変わらなくて、要するに太りすぎなんでしょうか。

キング&クイーン

さて、『キング&クイーン (100周年書き下ろし)(柳 広司)』読了。ある事件をきっかけにSP(セキュリティポリス)を辞め、今は六本木のバーで働いている冬木安奈註1。そんな彼女にチェスの元世界チャンピオンのアンドリュー・ウォーカーを護って欲しいという依頼が来る。彼はアメリカ合衆国大統領に命を狙われているという。

元SPの安奈がその特殊技術を活かして、敵からアンディーの身を護る、というようなことを期待すると少し違う。そいういった攻防が本編に占める割合はわずか。

アンディーの生い立ちが結構占めていて、チェスが人生において与えた影響の顛末が綴られる。この部分こそがこの物語の核心、いろんな意味で。それは結末まで読めばわかる。意外なオチで物語を締めくくってくれる。正直予想していなかったことなので、うれしい驚き。これって、実は…って書くとネタバレになる。いずれにせよ、タイトルがいい。

ただ、ところどころご都合主義過ぎるのと、あまりにも丸く収まっちゃうラストはどうでしょうね。

キング&クイーン (100周年書き下ろし)
柳 広司
講談社
¥ 1,680

註1 好みとしては、主人公はヒーローであってほしいから男のほうがいいんだよなぁ。憧れの対象としてね