酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2010-08-23[月] [長年日記]

▶︎ [読書]ハンターズ・ラン/ジョージ ・R・R・マーティン/ガードナー・ドゾワ/ダニエル・エイブラハム

膝の状態

朝起きてみると、膝の状態が昨日よりも悪化している。膝を曲げると痛みがあり、色々と億劫である。この前と同じ症状だね。

今日もコミックの新刊が結構あるので、品出しに出る。場所を開けたら、あとはA沢さんに任せてきちゃったけど。休日のサービス出勤は、ちっとも嫌じゃないが註1、そろそろ任せるところは任せようかと。

ハンターズ・ラン

帰ってきてから『ハンターズ・ラン』を読む。久しぶりのSFだ。SF風味の冒険サバイバル小説といったほうがいいかも。具体的な記述はないが、そんなに遠くない未来。人類は太陽系を飛び出し、新たな大航海時代へと突入する。が、宇宙はすでに他の異種族に支配されていて、人類が植民地として手に入るのは、辺境の惑星だけだった。

そんな惑星の一つサン・パウロ。探鉱師のラモンは酔った勢いで、大使を殺してしまう。身の危険を感じて、未踏の大陸北部に逃げるラモンだったが、そこで未知の異種族と遭遇する。捕らえられたラモンは、彼らからひとつの命令を下される。彼らの元から逃げ出したひとりの男を捕まえる手助けをしろと。仕方なく、ラモンは異種族のマネックと共に、追跡を開始する。

まず最初に感じたちょっとした驚き、というか違和感は主人公がヒスパニック系だということ。サン・パウロに入植したのがほとんどヒスパニック系だから、彼ばかりじゃないんだけど。SFの主人公は白人男性、なんて固定観念があると註2、微妙に変な感じ。で、ラモンは結構好きになれない嫌なタイプ。しかし、ある仕掛けがあってそれが為に共感もできるのだ。自分自身を客観的に見ることが出来れば、行いも良くなるかもなぁ。

なんといってもこの物語のミソは、ラモンとその相棒である。そう意味では典型的なバディものだ。二人が仲違いしながらも、協力しあう姿がいい。どんな相手でも、こういう窮極の状況では、友情のようなものが芽生えるのか。ラモンの心情しか描写されていないので、相手がどう思っているのかはわからないが。でも、あのラストシーンの後はハッピーエンドだと思いたい。

あと。中盤になって見事なひねりがある。それを知った上で、この感想を見てもらえると、結構「がんばって」書いてると思ってもらえるか、もしれない。

ハンターズ・ラン (ハヤカワ文庫SF)
ジョージ・R・R・マーティン/ガードナー・ドゾワ/ダニエル・エイブラハム/Stephan Martiniere/酒井昭伸
早川書房
¥ 1,050

テーマ変更

暑さはまだまだだけど、夏はもうそろそろ終わりなので、テーマも変更。色々と変えてみたけど、シンプル「Web2.0」に決定。

註1 店に行くのに時間が掛かる、なんてことだとまた別だろうが

註2 あとがきによると、だからわざと作者はこういう設定にしたんだとか