2010-09-21[火] 椎名誠 [長年日記]
▶︎ [読書][椎名誠]新宿熱風どかどか団
買ったはいいが読まずにそのまま放置されている本が結構ある。本棚にきちんと整理されていればいいのだが、整理整頓とは無縁な男である。あちこちの本の山が構築されている。あの本が読みたい、と思ったとき見つからないなんてことはざら。反面、「こんな本があったのか!」なんて、妙に得した気分になることもあるんだが。
さて、本書も本の山をいじっていた時に発見したもの。買った覚えはあるものの、読んだかどうかは忘れていた。「哀愁の町に霧が降るのだ」から続く自伝的大河小説。椎名誠が会社を辞めフリーになったあたりのことが書かれている。1980年代のお話。
読み始めて、すでに読んでいたことに気づいた。それでも、面白くて最後まで読んでしまう。この面白さというのは、気の合う友人のバカ話を聞く面白さだろうか。
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