酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2010-11-25[木] 有栖川有栖 [長年日記]

▶︎ [読書][有栖川有栖]長い廊下がある家

久しぶりの新刊、のような。火村・有栖の最新刊。全部で4編収録。大当たりはないものの、どれもが納得の面白さ。なんかもう火村・有栖のコンビの活躍を読むだけで満足って感じである。

この中でまずは『天空の眼』だ。ネタバレになるので何も書けないが、あとがきで著者が「最大の異色作」と述べるぐらい興味深い一編。今まで、このネタはなかったよね。読んでいて新鮮。

『ロジカル・デスゲーム』も異色作といえば異色作。火村が巻き込まれる、まさに死を賭けたゲーム。キーポイントは確率か。彼が導きだした「解答」というのが、さすが火村准教授というべきか。それにしても確率というのはわかっているようで、わからないものである。

長い廊下がある家 (光文社文庫)
有栖川 有栖
光文社
¥ 617