2011-05-14[土] 花神総集編第3回 [長年日記]
▶︎ 崩れゆく長州
『花神』総集編第3回を見る。近藤勇・竜崎勝、土方歳三・長塚京三というのはなかなかいい配役だよなぁ。この中では脇役の脇役になっちゃてるのがもったいない。
それにしてもやはり大河ドラマ『花神』は面白い。全話が残ってないのがなんとも悔やまれる。総集編だけ見ると、話のつながりが分かりにくいところがある。それでも、それまでの大河ドラマの総集編は前編後編の2回だけだったとか。
で、原作の中で『世に棲む日日』と『十一番目の志士』はまだ読んでいないのだ。司馬作品も近頃ご無沙汰なので、この機会に読むか。
中村雅俊の高杉晋作というのも、これしかないっていう配役。かってに想像するやんちゃな雰囲気がまさにぴったり。
大河ドラマの『花神』が面白いのは、言ってみれば余計な味付けがなくて、素材の旨さがそのままってことにあるんだと思う。もちろん隠し味やいろいろ手をかけているんだけど、それが主張しすぎない。
それにしても、幕末における長州藩の存在はどう言っていいんだろう。歴史は何によって作られるのかということを思う。
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