酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2011-09-10[土] [長年日記]

▶︎ 父の死

3週間前に自宅で倒れ、入院していた父が今日亡くなった。78歳だった。それなりに老いてきたとはいえ、まだまだ元気であった。祖父が亡くなった90までは頑張ると常々言っており、私もそれが当然のことだと思っていた。それ故まだまだ大丈夫と勝手に安心しており、また距離が近いことで却って父のもとを訪れることが少なかった。

一人暮らしをしていた父であったが、幸いなことに友人知人には恵まれていたようであり、またささやかながら仕事もあり、生きがいを持って楽しく過ごせていたようなのが、多少の救いではある。

とは言え、一緒に酒を飲んだ時の旨そうに飲む父の顔を思い出すと、もっと付き合ってあげればよかったと心残りが。もっとも、肝臓が少し悪かったので、あまり酒はすすめられなかったんだけどね。

ただ、一番の心残りはちゃんと「ありがとう」と言えなかったこと。昔は、反発していた時もあったけど、今は子を育てる大変さというのが、ほんの少しかもしれないけれど、わかります。あの頃は当然とは思っていなかったけれど、気がつかなかった親の苦労。親不孝ばかりだったのに、文句ひとつ言わなかったものなぁ。「育ててくれてありがとう」と伝えられなかったのが悔やまれます。

▶︎ 葬式は大変

感傷めいたことを書いたが、実は悲しい気持ちだったのは一瞬。父がなくなって、やらなきゃいけないのが葬式。葬式を挙げるのがこんなに大変だったとはねぇ。こいつは人生の中でも最難関のプロジェクトの一つ、というと大袈裟か。

しかし、やらなきゃいけない、決めなきゃいけないことが山積。喪主であるオレが決めなきゃいけないんだけど、オレだけで決められないこともあり。しきたりとか柵とか立ちふさがる壁。ぶっちゃけお金の問題とか。長男に生まれたのが恨めしく思いました。とてもじゃないけど、悲しんでいるヒマがない。まぁ、これが最初で最後のことだろうから、頑張るよトーチャン。