酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2012-04-19[木] Battleship [長年日記]

▶︎ [Movie]バトルシップ

シネプレックス幕張で「バトルシップ」を観る。

簡単にいえばエイリアン対米海軍。

リムパック(環太平洋合同演習)の最中に、謎の飛行物体がハワイ沖に落下。調査のためにUSSサンプソン、ジョン・ポール・ジョーンズと海自の護衛艦「みょうこう」が派遣される。海上に浮かぶその物体は、突如バリアを展開。3隻とハワイ全土を閉じ込めてしまう。そして、謎の物体とたった3隻の日米連合軍の壮絶な戦闘が始まった…。

観に行く決め手は、なんと言っても海自が絡んでいるから。エイリアン対アメリカ軍なんて言うのはいささか食傷気味だが、そこに海自の護衛艦が参加するんなら観るしかないでしょ。

いい意味での能天気な映画で、こっちも脳天気に盛り上がって楽しむにはピッタリの映画だ。VFXを使った戦闘シーンは、作り物だとわかっていても、「リアル」で迫力満点。敵のエイリアンも、強力だけど圧倒的というわけじゃない。なんとか五分五分の勝負を挑める、そのバランス加減がよくて観てる側も気合いが入る。

ただ、観る前に勝手に期待していた3隻の戦闘艦が活躍して、知力を尽くして手に汗握る攻防戦みたいなノリとは違うのが、ちょっとだけ残念。中盤でそれっぽい展開があるんだけど、ちょいと子供だましかなぁ。あくまでも派手な殴り合いのガチンコバトル映画なのである。ちなみにここは、浅野忠信扮するナガタ艦長の活躍するところで、大いに盛り上がるところ。しかし、艦長は十分に活躍するんだけど、肝心の「みょうこう」がねぇ。

観終えたあと知ったんだが、この映画「Battleship」というゲームがもとネタなんだとか。日本的に言うと「レーダー作戦ゲーム」である。一時代を築いた(?)ゲームだから、一定層の年代にはお馴染みのはず。確かに、中盤での攻防はこのゲームのシークエンスそのものだ。そして、なによりも敵側の兵器を改めて思い返して、大笑い。ジョークと紙一重だよね。いやはや、真剣にあのゲームを映画にするとは恐るべし。

最大の山場はラスト30分からの展開。そこで「アレ」をこう持ってくるとは。確かに伏線はあった。が、全くノーチェックだったので燃えた!随分と無理があるように思えるが、いいのいいの。なんといっても、最高にカッコイイんだから。

以下は余談。脳天気なんて言ったが、意外と考えさせられるところもある。エイリアンと人類側はどちらが悪いか。どう見ても、先に手を出したのは人類側なのである。エイリアン側は自衛行動しかとってないしねぇ。

あと、主人公と彼女の恋の行方は?みたいなサイドストーリーが、実はメインストーリーだったんじゃないかと。初っ端、二人の出会いのシーンから始まるんだが、ラブコメディー的なノリで違う映画に入っちまったんじゃないかと思ったよ。最初の一時間ぐらいは退屈。

で、エンドロールのあとのおまけ。おまけにしては、えらく気合が入っているようなんだが、あれは何?続編の示唆?


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