酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2012-11-07[水] [長年日記]

▶︎ [必殺]仕事人の最期はどうだったのか?

久しぶりに「必殺仕事人」の第2話を見た。見終えて肩が凝るほど硬派なストーリーである。主水と左門のツーショットは実に渋い。決していいお兄さん風じゃない秀もかっこいいし。このままで最終回までいってほしかったよなぁ。

必殺シリーズの最後を意識して作られたという「仕事人」。それが必殺=仕事人となるなんてねぇ。

思うのは最初は、どういう結末を考えていたんだろうと言うこと。これで終わりにすると考えていたなら、それに見合う最終回だったはず。できれば、当初の思惑通りに物語は進んでいってほしかった。

実際の最終回。左門は妻と娘を失うことになる。まぁ、娘は死んじゃないけど。二人を守りたいがために、裏家業に足を染めた左門にはふさわしい最期だろう。これは最初から想定していたこと何じゃないか。

第2話の最後で俺も仲間に入れてくれと、願い出る秀に主水は言う。「かわいそうな野郎だ。 おめえもいい死に方できねえや」。秀の最期はこの言葉通りだったんだろうなぁ。

中村主水の最期はどんなのがふさわしいか。彼の業は生き残ってしまうことではないか。「仕事人」1話での彼の台詞。「俺はその仲間の死に様をこの目で見て来たんだ。やだやだ。俺は金輪際こんな生き方したくないんだ」。生き残り仲間たちの非業の死を見届けなければならないのが彼の業。

で、鹿蔵にかつておこうから言われたように、この稼業を続けるように託される。秀は死に、左門は去り、鹿蔵もいない。主水独り。それでもこの稼業からは抜けられない…。