酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2013-02-25[月] [長年日記]

▶︎ [Movie]ダイハード/ラスト・デイ

公開寸前まで、この映画があることを知らなかった。話題になってなかったのか。そんなことだから過度の期待せずに観に行く。

荒唐無稽な映画なんだから、それを批判するのはお門違い。けど、文句は言いたくなる。舞台がロシアである必然性がどこに? いったいマクレーンは何しにいったの? そんな細かいことは気にするな、派手なアクションを楽しめ、って映画なんだろうけど。

そういった点もふまえて、シリーズの中では一番下のランク。もはや「ダイハード」じゃないよな。それは、3作目あたりから言えることではあるが。第1作が傑作だったのは、シュワルツェネッガーでもスタローンでもない、普通の男がぼやきつつ悪戦苦闘して戦う姿に共感できた点。そして、アラン・リックマン演じるハンス・グルーバーの敵役ながらどこか憎めない魅力。そしてなんと言っても、様々な伏線を最後に見事に回収させるストーリーの面白さ註1

異国の地で孤軍奮闘するマクレーンなんてことを期待したんだけど、ひたすらカーチェイスしてただけ。主役はマクレーンだけど、あまり活躍してる感じがない。息子さんも頑張ってるからか。同じような役柄二人じゃね。アクションシーンも、最初のカーチェイスと最後のところしかないし。

以下はネタバレ

明確な、敵役がいないってのも盛り上がりにかけるところ。今回の敵の主役と思われたやつがいきなり退場するのは驚いた。どんでん返しを狙ったのはわかるけど、ちょっとやりすぎでは。

ロシアを舞台にしたのはチェルノブイリを出したかったからか。 そのチェルノブイリだが、いとも簡単に放射線を中和する道具が出てきたのには唖然とした。いくら映画だとしても、その演出は如何なものか。放射能汚染で苦しんでる人が、現実にいるんだぜ。

最後のビルの屋上から落ちるシーンは1作目のオマージュ?

註1 ちなみに、原作は少々救いのない暗さがあって、「面白い」とは言えなかった