2015-12-15[火] [長年日記]
▶︎ ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある
新宿のNTTインターコミュニケーション・センターで開催されている「ジョン・ウッド&ポール・ハリソン|説明しにくいこともある」展を見てきた。二人は英国のアーティスト。映像作家、と言っていいんだろうか。実験映像とでも呼ぶべきものなのかな。以前、Eテレで紹介されたりして、名前は覚えてなくても作品は見覚えある人はいる。
彼らの作品は、意味があるようなないような、それこそ「説明しにくい」ものだ。シュールすぎてよくわからないもの。クスッと笑ってしまうの。ハッとするもの。まぁ、意味を見出すことに意識が向かうのは野暮ってもんかもしれない。見たまんまを感じるのがいいのか。その根底にはユーモアがある。おかしみと言うべきか。
全部で20の作品。数分のものから50分近いものまで。全部見るのに3時間ぐらいかかった。なかなか刺激的な3時間であった。
これだけ楽しめて、この展覧会の入場料は500円とお安い。また、これ以外にも常設の展示コーナーもあり、こちらが無料で見ることができる。こちらの作品も、実験的な作品ばかりで興味深いものが多い。ここだけで半日は楽しめる、なかなかお得な場所だ。展示品目が変わったら、また行こう。
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