酔眼漂流記

酒を片手に酔眼化する日々の記録


2016-08-23[火] [長年日記]

▶︎ リオが終わって東京へ

リオオリンピックが終わった。何せテレビがないもんでちっとも見てなかったけど、今大会の日本は過去最高のメダル獲得数の41だった。一番の話題は男子400メートルリレーの銀メダルか。北京の時の銅もすごかったけど、今回はそれ以上だ。ジャマイカの、ある意味反則なボルトという存在がなければ、金なんだぜ。短距離走というは、もう決定的に身体能力の差で、日本人には辛い競技なのかなと思ったいたら。

同じ銀でも、女子レスリングの吉田沙保里選手はまた別の意味が。今大会まで世界大会(五輪+世界選手権)の優勝記録が男女史上最多の16。もはや敵なしの状態。オリンピックも4連覇が懸かっていた。当然のごとく金メダルの期待がかかっていたけど、結果は銀。本人の胸中はいかに。何も知らない外野としては、「お疲れ様でした」としか言えない。

全く関係ないけど、「スラムダンク」の中のセリフが思い浮かぶ。インターハイで湘北に敗れた山王の監督のセリフ。「「負けたことがある」というのがいつか 大きな財産になる」。

テニスの錦織圭選手の銅も凄い。もっとも、彼の昨今の活躍を思えばこの結果はフロックでもなんでもなく、当然の結果なのかもしれない。とは言え、やはり凄い。

こうして話題になった陰で、41のメダルと言っても目立たないものもあるだろうし、そもそもメダルに届かず敗退していった選手の方がはるかに多い。そして、それぞれにドラマがあるのだ。よく「日本を背をって」という言葉が出る。けど、個人的にはそんなことは放っといて、自分のために戦って欲しいと思う。オリンピックは「参加することに意義がある」という。自分にとってはもう無関係な話だけど、世界という中で自分の力を試せる場があり、そこへ向かっていけるってのは羨ましいことだ。勝った人負けた人、それぞれにぞれぞれの積み重ねがあり物語がある。それがなにも努力せず平々凡々と暮らしている俺には胸に滲みるのだ。決して勝敗の結果ではない。