酔眼漂流記

夜毎酔眼化しつつカメラ片手に未だ人生を漂流する人の記録。

キャンプの料理用にモーラナイフを買いました

キャンプでの調理に使うナイフとしてモーラナイフを買いました

f:id:fockewulf:20170226100825j:image

モーラ・ナイフ Mora knife Companion Blackです。

この手のナイフの定番の一つにオピネルのナイフがあります。正直どちらにしようか迷ったんですが、見た目のかっこよさという実にミーハーな理由でモーラに決定。付け加えるに、フォールディングナイフは、刃の出し入れがめんどくさいというモノグサな理由もあったりします。

それまで使っていたのが、ビクトリノックスのマルチツール

f:id:fockewulf:20170226100844j:image

これ、むかーしヨーロッパに旅行に行ったとき、スイスで購入したもの。黒のビクトリノックスって知らなくて、物珍しさに買ってしまいました。たくさん機能がついているのもその時は魅力に思えたんですが、それは若気の至り。実際は使わないものばかりで、今ならもっとシンプルで実用的なものを選びなさい、とアドバイスするだろうなぁ。

それはともかく。このナイフはいかんせん刃の長さが7センチほどしかないのが、包丁として使うには心許ない。

もう一本持ってるナイフがこれ

f:id:fockewulf:20170226100858j:image

このナイフは、いつどこで買ったのか全く覚えていない。見た目がチープなのでいい加減なものだろうと思ってました。メーカー名らしきものが刻印されているので、検索してみるとドイツにあるアントンウィンゲン社のオセロというブランドのナイフです。今はもう廃業してしまったようですが、それなりに老舗のメーカーだったようです。これももしかしたら、ヨーロッパに行ったときに買ったのかな?

このナイフは、刃の厚さがあるため包丁として使うにはあまり向いていません。今は、薪割り用として使っています。

モーラナイフの使ってみた感想は

自分のキャンプのスタイルとして、料理を充実しようというのが今年の密やかな目標だったりします。そんなわけで、キャンプの時の包丁用として、モーラナイフはどうかと買ってみたわけです。

切れ味は、開封した状態から問題なく気持ちよく切れます。グリップの大きさも私の手にはぴったりで、実にしっくり馴染みます。ラバーのしっとりと感じる部分も心地いい。

肝心な使い心地ですが、包丁として使うにはやはり物足りない部分があります。こういうナイフは「捌く」のに使うように出来ているようで、剥いたり刻んだりといった作業は、刃の形状からかどうも苦手ですね。もっともそれは、包丁と同じ使い方をすれば、ということでもあります。今は慣れるために普段からこのナイフを使っていますが、だんだんとコツというか要領ががつかめてきました。道具は使いようです。

刃の厚みは、このナイフで2mmあります。普段使っている包丁と比べたのが下の画像。

f:id:fockewulf:20170226100914j:image

刃が厚いとどうしても、例えばニンジンなど固いものなど、切るというより割る感じになっちゃうのは仕方ない点ですかね。まぁ、この辺りもわきまえて使えば問題ないですが。

ぶっちゃっけそういう点が気になるなら普通の包丁を持って行け、って話ですよね。そうじゃないのは、多分に気分の問題かな。アウトドアにナイフというこれまたミーハーな気分。でも、そういう「気分」を味わうためにキャンプに行くんですから、いいんです。使いづらい部分も工夫して使って行くのも遊びの一環。そう言った意味も含めて、このモーラナイフは所有欲も満足させる買ってよかったナイフでした。

なんて言っていながら、気になるアイテムを見つけちゃいました。G・サカイ アウトドアミニクッキングナイフ。これはかなり包丁ライクに使えそう。迷うなぁ。

おまけ 使っているまな板はこちら

f:id:fockewulf:20170226100928j:image

包丁とくればその相棒はまな板。こちらはダイソーで買ったもの。竹製のまな板とラック。大きさがちょうどピッタリでなかなかいい具合です。言われているようにダイソーはなかなか侮れないですね。