北海道ツーリング2018-4日目
本日も晴天なり
今日の予定は根室半島の先っぽ納沙布岬へ。そして、厚岸で牡蠣を食べる。幕営地は霧多布岬キャンプ場。現時点ではお天気もいいけど、このあと下り坂で明日は雨の予報。
別海町ふれあいキャンプ場を出て、根室を目指す。朝食は摂らずに、納沙布岬にある鈴木食堂でサンマ丼を食べる腹づもり。
納沙布岬
順調に走って、9時半に到着。
サンマ丼
鈴木食堂にて。お目当てのサンマ丼。ご主人はちょっとぶっきらぼうな感じ。「サンマ丼しかできないよ」って、それを目的にして来たからいいんです。
スーパーで売っている、サンマの刺身はちょっと生臭さがあったりもするけど、このサンマ丼はそんなことはなく美味。美味しくいただきました。
珸瑤瑁郵便局。岬から少し根室に戻ったところ。日本最東端の郵便局だとか。ツーリングマップルにも載っているし、何より「最」がつく所にはよって見たくなるのが人情。ついでにお金も下ろして旅費の補充。ちなみに「ゴヨウマイ」と読みます。
実は、ちょっと道を間違えていて、本当は半島の北側から反時計回りで走ろうと思ってた。ところが根室市内で道を間違い半島の南側に入ってしまったのだ。だから、納沙布岬からは時計回りで北側を走って根室に向かえばいいんだけど、珸瑤瑁郵便局は南側、来る途中にある。なので、一旦戻ってやって来たのだった。
北方原生花園で小休止。ここは園内にポニーが放し飼いになっている。園内をちょっと散策してみようかと思ったけど、ポニーたちに帰り道を塞がれたりしたらどうしようと、やめといた。一頭ならまだしも、こんなに多勢でワラワラやってこられたらビビる。
中学生らしい少年少女たちが、休憩していた。どうやら健脚大会とやららしい。納沙布岬を目指しているんだろうか。もしかして、根室から歩いてるのか。だとするとおよそ20km。ご苦労様です。
www.nemuro.pref.hokkaido.lg.jp
その後は、道道142号線・太平洋シーサイドラインを快走。霧多布岬キャンプ場へ向かう。一旦キャンプ場で荷を下ろして厚岸に向かい、そこで昼食を取る算段。
霧多布岬キャンプ場
本日の幕営地。と言っても、テントは張らずバンガローに泊まることにした。霧多布岬は名前の通り霧のことが多く風も強いのと、明日は雨の予報なのでなんとなくテントは敬遠したい気分であった。ここは、テントなら無料だけど、バンガローは有料。1,720円とそこそこのお値段。受付でお金を払おうとしたら、生憎万札しかない。管理人さんの方でもお釣りが出せない。そうしたら、今じゃなくて後でもいいよというお言葉。それじゃ、食事と買い物して戻って来てから払いますということに。なんとも大らか対応でありがたかったけど、ここの管理人さん夕方には帰ってしまうのである。ということは、それまでにこっちも戻ってこなきゃならない。そんなプレッシャーを軽くいただいてしまった。
厚岸味覚ターミナル コンキリエ
さて、昼メシ。と言ってももう14時半だ。
牡蠣といえば広島が有名だけれども、ここ厚岸も牡蠣の名産地。昔読んだ椎名誠の本に出ていて、いつか訪れて牡蠣を食べたいと思っていた。やって来たのは厚岸味覚ターミナル コンキリエ。ここは道の駅でもある。三件のレストランがある中、レストランエスカルに入る。残り2軒も良かったんだけど、そっちはお酒が飲みたくなるようなお店だったのでパス。
まずは生牡蠣を。
メインは正統にカキフライ定食で。
採れて時間が経っていないということもあるんだろうけど、スーパーなんかのものよりはるかに美味しい。大粒だし。いやはや、牡蠣を堪能しました。
椎名誠の本の中では、生牡蠣にウイスキー*1を垂らして食べていた。やってみたかったけど、バイクじゃねぇ。牡蠣を買ってキャンプ場に戻ろうかとしばし悩む。
結局買ったのは、牡蠣の燻製。それと牡蠣カレー。
霧多布温泉ゆうゆ
霧多布岬に戻りお風呂へ。ここにも近場に温泉がある。霧多布温泉ゆうゆ。正式名称は浜中町ふれあい交流・保養センター。今になって気がついたけど、ふれあいプラザ、ふれあいキャンプ場に続くふれあい第3弾だ。北海道の人はふれあいということが好きなんだろうか。
あと、ここ浜中町はモンキー・パンチの故郷ということでルパン三世がお出迎え。
風呂の後は、牛乳をいただく正しいスタイル。実はこの牛乳、無料のクーポン券を霧多布岬キャンプ場でもらえるのだ。
バンガローで一泊
結局、霧は出ないは風も強くないはで、テントで問題なかった。けど、気分的に屋根のあるところに泊まれてリラックスできた。流石に歳なのかなねぇ、三日連続のテントはちょいとしんどい気分だ。
ちょっと昼が遅かったこともあり、お腹はまだカキフライで満たされた感じだったので、買ってきた牡蠣の燻製をつまみに酒を飲んで就寝。
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