今年の初め、新しいカメラ機材としてペンタックスのPENTAX KFを買い足した。合わせてレンズも三本、DA Limitedの21mm、40mm、70mmを揃えた。
3年前に写真熱が復活して、OM-D E-M10 Mark IIIとOM-D E-M5 Mark IIIを続け様に購入。不満もなく気に入って使って来た。フルサイズ機はそんなに気にならなくて、もし新たに買うとしたら、FUJIFILM機かなぁ、と漠然と思ってた。それがなぜ、いきなりPENTAXへ?
遠因の一つにとあるYouTubeがある。オーゼキコーキさんという写真家の方が運営されているチェンネル。
「未だ現役で使える魅力的なカメラたち」を紹介するのがコンセプトで、取り上げられているのはここ10年ぐらいに発売されたカメラたち。単なるカメラの紹介動画ではなくて、作例あり、ご自身の撮影風景の場面もあり、もちろんカメラの解説も。紹介されているカメラに特に興味がなくとも、エンタテインメントとしてかなり楽しめる動画。見るだけでも面白くって片っ端から動画を拝見させていただいた。そして何より作例写真がとても素敵。
ペンタ機は上記のK-7の他、何機種か紹介されているんだけど、観ているうちにペンタックスのカメラが妙に心に残る。なんか面白そうなカメラだなぁ、と。特にカスタムイメージあたりに惹かれる。
そうそう、OM-Dを買ったのは遠い昔にOM-1に憧れがあったからだけど、ペンタックスもMXなんかは気になっていたよなぁ。
ちょうど折しも新機種としてPENTAX KFが出ていることを知る。ボディカラーにブルーがあることと、一眼レフ機であることに魅力を感じて購入。青いカメラなんてカッコいいし、ミラーレス全盛の今敢えて一眼レフってのもいいかと。
新機種と言っても、KFはその前のK-70のマイナーチェンジ版といったところらしい。多少のお化粧直ししただけで、中身は同じ、とも。K-70の発売は2016年ということだから、新機種だけれどそこそこ古いカメラとも言える。でも、オーゼキさんの動画を見て「古さ」に対する躊躇は薄れたから問題なし。
ただ、不安があるとすれば将来性。大丈夫だよね、ペンタックス?
レンズは、リミテッドレンズで揃えた。カラーはシルバーで。ブルーのボディには、シルバーのレンズが映えるだろってってことで。実際に試すと、思った通りで素晴らしい。
購入して以来、OM-D E-M5 Mark IIIに変わって、メイン機として使用している。使ってみて思うのは、やはり光学ファインダーはいいよね、ってこと。思わずピントはマニュアルでやりたくなる。フォーカスリングを回して、スッとピントが合うのはほんと楽しい。実用上では電子ビューファインダーでもなんら問題ないんだけれど、なんかね、気分が違う。言ってみればプラシーボ効果かもしれないけど。写真は自分にとっての「遊び」だから気分はいい方がいい。
いずれにせよ、新しいおもちゃを手にして、これからもインチキな写真を撮っていくわけですよ。そんで、できるならここももう少し盛り上げていきたいなぁ。
ちなみにオーゼキコーキさんは、はてなブロガーでもあったりする。