酔眼漂流記

夜毎酔眼化しつつカメラ片手に未だ人生を漂流する人の記録。

どうなる?どうする?PENTAX

どうなるPENTAX

先日、PENTAXのK-3 iiiのシルバーがディスコンとなった。ブラックはすでに生産終了となっていたので、その時以来嫌な予感がしていたけれど。まあ、いずれは終売になる時が来るのは必然ではあるけれど、K-3 iiiってK-1があるにせよ、PENTAXの屋台骨を支える機種だと思っていたので、こうもあっさり終売になることに驚いた。

K-3 ivの登場が間近ということならばいいのだが、それは現状影も形も見えない。後継機もなく主力商品が消えてしまうのは、それってカメラ事業からの撤退かもと勘繰りたくもなる。

そして、PENTAXクラブハウスで行っている修理サービスを縮小するというニュース。簡易動作点検や概算見積もり、簡易清掃を行わなくなるということ。個人的にはそれほど重大な影響がある変更ではないけれど、縮小と聞くと大丈夫なのかPENTAXと思ってしまう。

ただネガティブばかりではなく、ポジティブに妄想することもできる。Kー3がディスコンと言っても、まだMonochromeは販売継続である。そして、K-1 iiとAPS-CのKF。モノクロ専用機にフルサイズ機とAPS-C機、そしてフィルムカメラ。このラインナップって結構いいバランスじゃないだろうか。そして、K-3 iiiを切ったのもK-2 iiiのためにリソースを集中するためであり、フィルム一眼レフ機のための布石。

まぁ、本当のところはどうなのかわからないけれど。

どうするPENTAX

で、自分としてはどうするか。

前振りが長くなったけれど、思い切ってK-1 MarkIIを買った。センサーサイズにそれほどこだわりはないものの、やはりフルサイズにも興味はある。前から迷っていたけれど、先行きを不安にさせるニュースに触れて、今買っとかないと後悔するかも、という流れで。

合わせてFA77mmも。実はこのレンズを使ってみたいというのも大きな理由。

今更他のメーカーに乗り換えるのも、老い先短い自分には無駄なことに思えるし。誰かのセリフじゃないけれど、船乗りは船と運命をともにするのだ。

そんなわけで、カメラはOLYMPUS機2台、PENTAX機3台。レンズは合わせて13本という大所帯。流石にちょっと持て余し気味なので、整理した方がいいとは思うものの。

それはともかく、K-1が届いたその日に押上から浅草まで写真散歩。

どうでもいいインチキな写真ではあるけれど、背面液晶を見た瞬間声が出た。景色を絵にしちゃうなぁ。これはやはりフルサイズの力なのか、FA77mmの力なのか、それとも単なる思い込みなのか。

カスタムイメージは里び。最近になって里びの良さがわかってきたところだけど、K-1だとそれがさらにブーストされた感じ。

手前味噌だけど、なんだかいい雰囲気。自分にとって気持ちのいい写真が撮れる。買って正解だった。

関連記事

suigan.net