2025年1月。今年最初の旅は沖縄へ3泊4日で。羽田からJAL便を使ったけれど、シーズンオフということなのか、Jクラスの席でも東京〜京都の新幹線グリーン車料金ほど。そう思うとかなりリーズナブル。いつも使うジェットスターならさらにお安いんだが、3時間近いフライトなのでゆったり座れることを優先してちょっと贅沢。
同じ便には修学旅行の団体がいた。ワイワイ騒がしいのも困るなぁ、と思っていたけど席は離れていたみたいでそれは杞憂だった。それにしても、今は修学旅行で沖縄ってのはポピュラーなのね。現地でもよく修学旅行生を見かけた。
那覇空港からゆいレールに乗って那覇市内へ。最大でも3両編成なので、混むのかと思えばそんなこともなく。空港から車で移動する人も多いってことなんだろう。
那覇に着いた当初は雲が多かったが、次第に晴れてきた。意外と寒いな、というのが第一印象。家を出た時のまま、三枚重ね着していたけれど、それでも暑すぎるということはなかった。道ゆく人を見ると、結構スタイルはバラバラ。半袖の人もいれば、マフラーしてる人もいて。
一旦荷物をホテルに預けて、国際通りをブラブラ散策。今回の旅はほぼノープラン。美ら海水族館とか気になるところはいくつかあるものの。旅の計画をしていて気づいたんだが、沖縄って自分がイメージしていたよりも広い。美ら海水族館も那覇市内から車で2時間半はかかる。もっとコンパクトにあちこち行けると思い込んでいた。で、あちこち行くには、バスもあるけど、レンタカーがあった方が自由度は高い。でも、最近車の運転を全くしていないのでどうも億劫なのだ。ってことで、今回は那覇中心で行くことに。
昼飯は歩いていて目についたこちらで。
ソーキそばとじーまみー豆腐をいただく。
ちなみにカメラはいつものPENTAX K-3 iii。レンズはFA 31mm Limited。
そう言う目で見てしまうからかもしれないけれど、異国情緒が漂う風景だ。東南アジアって感じだよね。
南国っぽい一枚。これだけ見ると季節は夏といってもわからない。
壺屋やむちん通り。自分にとっては沖縄をイメージする風景だ。
なんだか風景が穏やかで優しい。時の流れさえもゆったりしているようだ。南国の気分の一端を味わう。観光客も少なくて、静かでいいところだ。
なんとなく今まで沖縄は、訪れたいと思いつつ先送りしていた。しかしとても居心地がいいところだ。もっと早くくればよかった。
やむちんと言うのは、沖縄の伝統的な焼き物のこと。
ここはそんな焼き物の陶工の住宅だったところ。
街の至る所にシーサーがいる。ほんと街中シーサーだらけ。
国際通りから一歩路地に入るとそこはなんとも蠱惑的な世界がある。
まるで迷宮のようにアーケード街が広がっている。彷徨っているだけで楽しいし、何より被写体に事欠かない。
このアーケード街は商店街でもあるけれど、飲屋街でもある。良さげな店を探す。色々検索して川かみ鮮魚さんと言う店へ。満席に近かったけど、一人なんでなんとか滑り込めた。さて注文しようとするが、店の入り口には刺身って文字があったんだけれど、メニューにはない。「ん?」と思うもののないのなら仕方ない。まずは当然オリオンビールを。そして、アラ煮と海ブドウを注文。すると店員さんが、ここは皆さん外国人のスタッフのようだ、「それは単品でいいのか?」と聞いてくる。また「ん?」と頭の中ではてなマーク。
で、ビールとともに刺身の皿もやってきて、またまたはてなマークが頭を舞う。その後理解したんだけれど、この辺りのお店は皆せんべろというシステムなのだ。基本的に千円でお酒三杯とおつまみ一品っていう料金システム。だから、この刺身はおそらくお通しのようなものなのだ。アラ煮はせんべろの料金内。だから海ぶどうは単品ということでいいのか?と言うことだったんだな。ちなみに、料金はビール三杯と刺身とアラ煮で1,000円で、プラス海ぶどうの300円で合計1,300円。なんと言うコスパの良さ。なんだけど、ちょっと物足りなさも感じたり。
最後は締めのラーメン。
今回の宿は
館内用の履き物がスリッパじゃなくて、サンダルなのが沖縄っぽい。