酔眼漂流記

夜毎酔眼化しつつ未だ人生を漂流する人の記録。

根津神社のつつじをカスタムイメージの「ほのか」で撮る

文京つつじ祭り

本日のカメラ片手の散歩はフラリ谷根千方面へ。谷中ぎんざを歩いていると、「文京つつじ祭」のポスターを見かけた。なるほど、根津神社でつつじ祭をやっているのだ。と言うわけで、早速根津神社へ向かう。

根津神社は何度も訪れることはあるけれど、つつじ苑があるのは知らなかった。つつじの名所なのである。この時期には来たことはなかったんだなぁ。

HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited | f3.5 1/400s ISO100

着いてみると、思ってた以上の迫力。まだ、満開というわけでもないようだけれど、それでも十分見ごろ。今回のお供はPENTAX KFにHD DA40mm Limited。どっちかと言えば、70mmの方が良かったかも?

HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited | f2.8 1/1000s ISO200

それにしても、赤いつつじは写真にするにはなかなか難しい。油断すると赤色飽和してしまう。それにどうにも派手派手だ。この辺りは単純に腕の問題でもあるけれど。

こんな場面はカスタムイメージの「ほのか」で撮るといい感じになるのでは?

ちなみに「ほのか」の特徴はハイキーかつローコントラスト で、彩度を抑えたカスタムイメージ。こんな時に打ってつけではないだろうか。

HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited | f3.5 1/500s ISO100

悪くはないけれど、なんかもうひとつ。赤の感じは悪くないけど、緑がパッとしない。

HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited | f4 1/400s ISO100

なんだか全体的に赤っぽくなっちゃってるな。もう少し露出と設定を考える必要があり。

HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited | f3.5 1/800s ISO100

このぐらいの感じならいけそう?

HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited | f2.8 1/1250s ISO200

つつじと言えば、身近に存在する花。で、子どもの頃はよく花を摘んで蜜を吸っていたよなぁ。

改めて調べてみたら、ツツジ科の植物には毒を持つ物が多くて、蜜にも毒性成分があるそうだ。子どもの頃に吸っていたのは毒性がなかったものなのか。死に至るような毒ではないようだけれど、避けた方が無難。

HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited | f4 1/1600s ISO200

カスタムイメージの「ほのか」は、個人的にはあまり使う場面がないように思っていたけれど、使い道はある。もう少しパラメータいじって色々試したいね。

浅草寺ぶらりフォト

買い物がてらに、いつものように浅草寺でスナップ。 PENTAX KFにレンズはHD PENTAX-DA70mm F2.4 Limitedで。いつものように下手はシャッターもかず打ちゃ当たるで撮った写真から、そこそこ気に入った写真を何枚か。

HD PENTAX-DA 70mm F2.4 Limited | f2.8 1/2000s ISO200

浅草は電車で乗り換えなしで1時間もかからず来ることができるので、休日のお散歩写真の主戦場になっている。

HD PENTAX-DA 70mm F2.4 Limited | f2.8 1/4000s ISO200

この日も平日だと言うのに大勢の人が訪れていた。まぁ、賑やかなのは良いけれど、人多すぎ感はある。落ち着いて写真を撮る雰囲気じゃない。ちょっと前までの、コロナの影響で閑散としていた時期の方が落ち着いていられたよなぁ、というのはある。

HD PENTAX-DA 70mm F2.4 Limited | f2.8 1/640s ISO200

PENTAX KFで撮る時は基本的にはJPEG撮って出し。せっかく多彩なカスタムイメージがあるんだから、それを使わない手はない。最も、LightroomPENTAX KFのプロファイルがないってのも大きな理由だけれど。今回使ったのは「風景」。ちなみに、キーをー1、ハイライト調整-1、シャドウ調整+2としている。ホワイトバランスはオートでB2の補正。

着物姿のお嬢さん
HD PENTAX-DA 70mm F2.4 Limited | f2.8 1/1250s ISO200

ついつい着物姿のお嬢さんを入れたくなる。普段は目にすることない分、着物姿は凛とした美しさがあるし、風情があるよなぁ。

HD PENTAX-DA 70mm F2.4 Limited | f2.8 1/1000s ISO200

屋根瓦と青空
HD PENTAX-DA 70mm F2.4 Limited | f2.8 1/2500s ISO200

浅草寺五重塔相輪
HD PENTAX-DA 70mm F2.4 Limited | f2.8 1/3200s ISO200

浅草寺五重塔の相輪。知らなかったけれど、東日本大震災時に破損して、2017年に復活したんだとか。この相輪だけで高さが15メートルもあるそうな。それから、この屋根の瓦はチタン製らしい。

浅草仲見世
HD PENTAX-DA 70mm F2.4 Limited | f5 1/320s ISO200

仲見世の通りも、まさに立錐の余地もないって状態。

店先のカラフル
HD PENTAX-DA 70mm F2.4 Limited | f5 1/250s ISO200

こういうカラフルなものを見るとシャッターを切りたくなる。

nakamise streer
HD PENTAX-DA 70mm F2.4 Limited | f5 1/1000s ISO200

使用機材

マニュアルフォーカスは楽しい

PENTAX KFを新しく導入して以来、ピント合わせはAFとMFを併用している。ペンタ機は、レンズが適合していれば、AFとMFをシームレスに使うことができる。AFで合わせておいて、そのままピントリングを回して微調整したり、その逆だったり。

HD PENTAX-DA40mm F2.8 Limited | f2.8 1/160s ISO200

もちろんAFオンリーで使ってもいい。だけど、KFのAFの性能って自分の使い道からすれば必要にして十分だけれど、OM-D E-M5 Mark IIIと比べるとやや見劣りはするのも事実。

HD PENTAX-DA40mm f2.8 Limited | f2.8 1/1000s ISO200

Limitedレンズは、ボディ側のモーターでAFを駆動するので、ギュインギュインと動作音がそれなりの存在感を示す。瞬間的な音で五月蝿いということは思わないけれどね。

そんなこともあって、割とMFを多用している。

HD PENTAX-DA 40mm f2.8 Limited | f8 1/400s ISO200

けれど、一番の理由はそれが楽しいからだ。KFは一眼レフ機で、光学ファインダーであるということ。光学ファインダーはいい。やはりそれは実像を見ているからなんだろうか。液晶ビューファインダーには利便性がある。 光学ファインダーには「気持ちの良さ」という、なんとも曖昧な感情の部分に訴えてくるものがある、ような気がする。

HD PENTAX-DA 40mm f2.8 Limited | f8 1/320s ISO200

ファインダーを覗き、ピントリングを回す。スッと画像が浮かび上がる瞬間の心地よさ。液晶ビューファインダーでも、それはできるけれども、やはりどこがが違う。

HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited | f2.8 1/800s ISO200

そんなわけで、今日も今日とてもマニュアルフォーカス。ま、それはこんなちょっとピンボケな写真を量産しちゃうわけだけれども。

新しいカメラ機材 PENTAX KF を買った

PENTAX KFとDA Limitedの21mm、40mm、70mm

今年の初め、新しいカメラ機材としてペンタックスPENTAX KFを買い足した。合わせてレンズも三本、DA Limitedの21mm、40mm、70mmを揃えた。

3年前に写真熱が復活して、OM-D E-M10 Mark IIIとOM-D E-M5 Mark IIIを続け様に購入。不満もなく気に入って使って来た。フルサイズ機はそんなに気にならなくて、もし新たに買うとしたら、FUJIFILM機かなぁ、と漠然と思ってた。それがなぜ、いきなりPENTAXへ?

遠因の一つにとあるYouTubeがある。オーゼキコーキさんという写真家の方が運営されているチェンネル。


www.youtube.com

「未だ現役で使える魅力的なカメラたち」を紹介するのがコンセプトで、取り上げられているのはここ10年ぐらいに発売されたカメラたち。単なるカメラの紹介動画ではなくて、作例あり、ご自身の撮影風景の場面もあり、もちろんカメラの解説も。紹介されているカメラに特に興味がなくとも、エンタテインメントとしてかなり楽しめる動画。見るだけでも面白くって片っ端から動画を拝見させていただいた。そして何より作例写真がとても素敵。

ペンタ機は上記のK-7の他、何機種か紹介されているんだけど、観ているうちにペンタックスのカメラが妙に心に残る。なんか面白そうなカメラだなぁ、と。特にカスタムイメージあたりに惹かれる。

そうそう、OM-Dを買ったのは遠い昔にOM-1に憧れがあったからだけど、ペンタックスもMXなんかは気になっていたよなぁ。

ちょうど折しも新機種としてPENTAX KFが出ていることを知る。ボディカラーにブルーがあることと、一眼レフ機であることに魅力を感じて購入。青いカメラなんてカッコいいし、ミラーレス全盛の今敢えて一眼レフってのもいいかと。

新機種と言っても、KFはその前のK-70のマイナーチェンジ版といったところらしい。多少のお化粧直ししただけで、中身は同じ、とも。K-70の発売は2016年ということだから、新機種だけれどそこそこ古いカメラとも言える。でも、オーゼキさんの動画を見て「古さ」に対する躊躇は薄れたから問題なし。

ただ、不安があるとすれば将来性。大丈夫だよね、ペンタックス

レンズは、リミテッドレンズで揃えた。カラーはシルバーで。ブルーのボディには、シルバーのレンズが映えるだろってってことで。実際に試すと、思った通りで素晴らしい。

購入して以来、OM-D E-M5 Mark IIIに変わって、メイン機として使用している。使ってみて思うのは、やはり光学ファインダーはいいよね、ってこと。思わずピントはマニュアルでやりたくなる。フォーカスリングを回して、スッとピントが合うのはほんと楽しい。実用上では電子ビューファインダーでもなんら問題ないんだけれど、なんかね、気分が違う。言ってみればプラシーボ効果かもしれないけど。写真は自分にとっての「遊び」だから気分はいい方がいい。

いずれにせよ、新しいおもちゃを手にして、これからもインチキな写真を撮っていくわけですよ。そんで、できるならここももう少し盛り上げていきたいなぁ。

ちなみにオーゼキコーキさんは、はてなブロガーでもあったりする。

今年の桜は雨続き

PENTAX KF|HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited|ISO200 f2.8 1/500s

今年は桜が開花してから雨続き。天気予報もしばらく芳しくないようで、お花見も諦めていた。

OM-D E-M5 Mark III | M.ZUIKO75mmF1.8 | f2.8 1/500s ISO200

この日も、午前中は軽く雨。でも、夕方になって晴れ間がのぞく。早速カメラを持ち出して近くの公園へ。

PENTAX KF | HD PENTAX-DA 60mm F2.8 Limited | ISO200 f2.8 1/250s

なんの変哲もない近所の桜ではあるけれど、その優しい美しさは名所の桜と変わらない。毎年の春の風物詩。季節を告げる便り。

PENTAX KF | HD PENTAX-DA 40mm f2.8 Limited | f2.8 1/80s ISO100

4月。それは始まりでもあり、節目でもある。変わっていくもの、変わらないもの。それは好むと好まざるとも。