キャンプで寛ぐための椅子
ヘリノックス グラウンドチェアの感想
この椅子を買うまでは折りたたみの小さな椅子を使っていました。
これはこれで、実用上は何も問題はありませんでし、不満もありませんでした。ただ、これはあくまで腰掛けで、寛ぐという感じにはならない。キャンプ用に一脚、ちゃんとした椅子が欲しいと思ってはいたんですが、それはバイクのツーリングキャンプには大きいものという先入観がありました。
たまたま、モンベルの東京京橋店に行ったときに、ヘリノックスのグランドチェアを見つけました。びっくりしたのが、その収納のサイズ。このグランドチェアはカタログデータだと、収納時は幅300×110×110mmということです。重さも615g。これなら、バイクに積んでも邪魔にならないサイズ。
iPhone6と比べてみました。
ただ、お値段が1万円近くと、その場で購入するには躊躇する金額だったのと、もう少し情報を収集してから購入を決めようということで、そのときは見送りました。
ネットでの口コミを見てみると、なかなか評判も良さげ。というか、絶賛されてます。そうなれば、欲しくなるのは当然のこと。多少張るお値段も、「キャンプ道具の金に糸目はつけねぇぜ!」ってことで、次の機会に買ってきました。
組み立て方
こちらがフレーム。テントのポールなどと同じように、ショックコードが入っているので、広げれば自然と組みあがります。
フレームを組んだ状態。これに、
こちらのシートをかぶせて出来上がり。
肝心の椅子としての座り心地ですが、これがもう最高。キャンプのみならず、普段から家の中でも使っちゃおうかと思わせるぐらい。下手なソファよりは、快適なんじゃないでしょうか。座ると腰のあたりがすっぽりと包まれる感じ。背もたれの角度もちょうどよくて、実にリラックスした姿勢で座れます。そのまま居眠りできそうです。ちょうどハンモックがこんな感じなのかな。
この椅子の導入以前は、飯食った後はテントの中で寝っ転がって寛ぐ、というスタイルだったのが、このグランドチェアに腰掛けけて酒をチビチビやりながらボーッと過ごすというのが定番になりつつあります。居心地がよくて、座ったら立ち上げれなくなる。
立ち上がれなくなるのは、実は座り心地がいいばかりじゃなかったりします。グラウンドチェアは、座面が低くてお尻が地面から10cm程度のところに来ます。その状態で、足を前に投げ出し後ろにそっくり返った形で座るので、どうしても立ち上がるのに一手間かかるんですよね。欠点というほどのことではないですけど、あんまり酔っ払うと危険かも。
いずれにしても、ヘリノックスのグラウンドチェアはキャンプには欠かせないアイテムとなりました。