酔眼漂流記

夜毎酔眼化しつつカメラ片手に未だ人生を漂流する人の記録。

どうごや 道後温泉の宿

2019年の四国一周ツーリングで利用した宿

www.dougoya.com

どうごやの紹介

2019年の四国ツーリングの際に泊まった愛媛県松山市道後温泉にある宿。元々は昭和初期に建てられた木造の料亭を使って2013年にオープンしたそうで、古いけど新しい宿。木造建築ということで、純和風の宿です。ここの特徴は「ゲストハウス型温泉宿」ってとこ。ゲストハウスということなので、ホテルのような至れり尽くせりのサービスありません。基本寝るスペースは用意するので、あとはセルフでご自由にって感じでしょうか。

私が泊まったのは個室ではなく相部屋。

写真のように広間をパーテーションで区切って4人が泊まれるようになっています。背の低い衝立で仕切ってあるだけなので、立ち上がればなんとなくは見えてしまうのも確か。プライバシー的には結構オープンな環境です。でもここ男女兼用なんですよねぇ。まぁ、女性は泊まらないだろうなぁ、なんて思っていたんですが、この日相部屋を利用したもう一人の方は女性でした。前の晩、飲んで帰ってきて早々に寝てしまったので気づかなかったのですが、朝起きてビックリ。

元が料亭ということで各部屋にはトイレ・洗面所の備え付けはありません。共同設備となります。源泉掛け流しの内湯がひとつ。

大広間は宿泊客が集うリビングスペース。

やはり和室というのは趣があって和みますね。今回はツーリングの途中ということで、宿でゆっくりするということはしなかったですが、温泉に浸かることだけを目的にして、日がな一日のんびり過ごす、なんて過ごし方が似合いそうな宿です。

素泊まりが基本で夕食はありませんが、簡易朝食のサービスがあります。

写真の様に、ご飯と味噌汁と梅干と漬物といった簡単なものですが、これだけでも十分。足りないならばキッチンは自由に使ってもいいそうなので、自分で何か作るのもよし、惣菜を持ち込むのもよし。

宿泊した感想

今回泊まって思うのは、大満足な宿だったということ。そもそも道後温泉自体が素敵なところでした。全体にゆったりした時間が流れているのが心地いい。観光地なので、もちろん観光客は多いんですが、でもなぜかワサワサした感じがしなかったんですよね。そんな雰囲気にぴったりの宿です。宿のスタッフさんもとても温かみのある対応で、これまた心地いい。道後温泉を含めて、ぜひまた訪れたい場所になりました。

一つだけ難点を挙げるとするならば、場所が少々わかりづらいかな。私はバイクで行ったからなおさらだったのかもしれませんが、宿にたどり着くまで道後温泉周辺を彷徨ってしまいました。わかってしまえば、道後温泉本館からも近くて便利な場所です。訪れる際にはサイトにある案内図をしっかり確認しましょう。

ちなみに宿自体には駐車場はありません。車は近くの有料パーキングに停めることとなります。ちなみにバイクの場合、事前に申し込んでおけば駐車スペースを確保しておいてくれます。場所が隣のホテルの屋内駐車場になります。屋根があって、夜間はシャッターが下りるそうなのでバイクを停めるには安心な環境です。