酔眼漂流記

夜毎酔眼化しつつカメラ片手に未だ人生を漂流する人の記録。

テントとタープ

現在使っているキャンプ道具のご紹介。

モンベル ムーンライト2

まずテント。モンベルのムーンライトの2型を使っています。これを買う時に同じモンベルクロノスドームと迷いました。それ以前に使っていたのが、ドーム型だったのでムーンライトに決めた部分もあります。

2型は一応二人用ってことですが、さすがにそれは無理でしょう。かなり窮屈になると思います。一人用と割り切れば、それなりに広く使えます。今回の北海道へのツーリングでは、MOTOFIZZのフィールドシートバッグとサイドバッグGT、それにタンクバッグを持って行ったのですが、それらとヘルメットを収容しても、問題なく寝る場所は確保できました。まぁ、余裕があるというわけではないですけど。

広さといえば、三角形の形状のため、両壁面が上に行くほど間近に迫ってきます。座っていると、場所によると顔のすぐ横が壁面、なんてことも。その点は、ドーム型に比べると狭く感じると思います。そんな圧迫感がありますが、逆に私はそれが心地よかったりするので、気にはなっていません。

身長は180の私ですが、横になっても窮屈な感じは無いです。

設営に関して言えば、その名前の由来が月明かりでも設営できる、ってことですから、簡単です。簡単に言うとポールを組んで、インナーを引っ掛け、フライを上から被せるだけ。慣れれば5分とかからず設営できます。

ただ、ペグだけで固定するので、風が強い時には少しだけ不安があるでしょうか。

そうそう、最初に購入する時に、躊躇した理由にその色がありました。鮮やかなグリーンはどうなんだろうと。

他にアイボリーという選択もあって悩みが、結局は緑は好きな色なのでそちらを選択。実際にフィールドに持っていくと、思ったほど浮いた感じにはならず、これはこれで正解でした。ただ、やたら虫が寄ってくるのは気のせいでしょうか。色とは関係ない?

あと、迷彩柄のフライがあったのですが、購入時点で売り切れか何かで選べなかったのかな。今も、1,3型にはあるようですが、2型には無いようです。

一つだけ不満を言うとすれば、仕舞寸法がそれなりに大きいこと。幅は60cmぐらいになるでしょうか。径も20cmほど。バイクなので重量はある程度我慢できますが、なにぶん収納スペースの関係から小さいに越したことは無いです。ちなみに、私はポールは別にしてバッグの外にくくりつけ、少しでも小さくするようにしています。

専用のグランドシートを使用しています。

MOSSのタープ

タープは今はなきMOSSの変形7角形のウィングタープです。かれこれ20年近く前に購入したもの。もう、名称も忘れて*1しまいました。

それだけ経っていると、表面のコーティングも劣化してきていて、ベタついています。一時期長く使ってなかったせいか、なにやら怪しげな臭い、いわゆるMOSS臭もあったのですが、最近また積極的に使うようになってからは気にならなくなりました。

コーティングが劣化したとはいえ、問題なく使えます。ただ、畳むとベタつきでピッタリくっついてしまうので、広げる時が一苦労です。

もう細かいスペックなんかもわからないですが、ソロキャンプにはちゃうどいい大きさじゃ無いでしょうか。最初に付属していたポールで張ると低すぎるので、一本をモンベルの165cmのものと交換して使っています。それでも、タープ内では中腰の姿勢になります。

レクタやヘキサ型のタープが静的な佇まいだとすると、こちらは動的な美しさと言ったらいいでしょうか。飛翔するムササビのようで、そのスタイルも気に入っています。

タープは必要か、って事は人によって様々でしょう。特にバイクのキャンプだと荷物になるのは確かです。ただ、やはりあったほうが快適です。それは屋根があることによる安心感でしょうか。雨を防げるということではなく、屋根そのものの存在感。自分のテリトリーを確保しているという安心感でもあるのかな。キャンプに来て屋根を求めるのもどうかと思いますが、こればかりは性分ですね。

*1:多分、ヘプタウィング?