酔眼漂流記

夜毎酔眼化しつつカメラ片手に未だ人生を漂流する人の記録。

晴れの摩周湖

北海道ツーリング2015 五日目その1

雨のち晴れ

朝起きてみると、窓の外には青空が広がっている。今日は一日いい天気のようだ。昨晩の寝心地は、なかなか快適だった。皆さんお静かに眠っていたのでね。自分自身はどうだったのか、ってことが気になるところだけど。

6時過ぎには出発。テントの撤収作業がないと早い。「みなさんお気をつけて」と挨拶して、出発。

そうそう、出発の時に気をつけたいこと。それは、前日の最後にガソリンは給油しておきましょう、って事。見たところ、早い時間から開いているガソスタはそうなかったよう。下手すると、早く出たにもかかわらず、ガソリンスタンドの開きま待ちなんてことになりかねない。

本日のお目当ては、摩周湖。お天気が良さそうなので、霧は大丈夫だろうか。

腕が悪いせいで、写真からはちっとも雰囲気が伝わってこないけど、あ青空の下広がる牧場はとても北海道チック。よく見えないけれど、向こうには牧草ロールがあります。

道の駅オホーツク紋別カニのツメ

走り出してすぐだけど、道の駅オホーツク紋別で休憩。ここでは巨大なカニのハサミのモニュメント詣で。これまた写真じゃ実感しずらいけど、高さ12m、重さ7トンもある巨大なもの。夜間はライトアップされているそうだけど、暗闇に光る巨大カニの爪、なんてのはなかなかにシュールな絵柄なんじゃないだろうか。

このモニュメント、道の駅からちょっとだけ離れていて、探してしまった。もとは他にもピラミッドとかホタテなんかもあったそうだけど、いずれも老朽化して現在残っているのはカニだけなんだとか。

その後も国道238号線を走り道の駅サロマ湖で休憩。遅い朝飯を食べる。238はサロマ湖半沿いを走っているんだけど、湖面はほとんど見えない。

その後、網走で国道39号線に入る。美幌で国道243号に乗り換えて、一路美幌峠へ。

美幌峠

いやはや、天気がいいから走っていても気分がいい。到着した美幌峠の眺めも最高。何は無くとも、ツーリングには青空ですね。ま、日差しも強いから暑かったけれど。

美幌峠には、美空ひばりの歌があるのを知る。その名もずばり「美幌峠」。歌碑が建っていて、風の中曲が流れていた。

屈斜路湖

峠からは、屈斜路湖も望める。これまた申し分のない景色だ。

美幌峠をあとにして、道道52号線*1に入る。屈斜路湖半沿いに走り、摩周湖を目指す。

摩周湖を見るには、第一と第三展望台があって、第一の方は有料。ひとまず第三に寄ってから、と思って走っていたら、見逃した。第三展望台はとても地味にあるので要注意。

そんなわけで、第一展望台に到着。バイクは200円也。

摩周湖

霧の摩周湖と言われるように、霧が発生する事が多く、なかなか湖面を見る事ができないそうだ。しかし、初チャレンジで見事な晴っぷり。やはり自分は晴れ男だな、と実感。

摩周湖も堪能して、このあとどうしようかと思案。風邪の影響と、今までの疲れもあるのか、今日はもうキャンプ場へ行ってしまおうかと。近くには、和琴半島湖畔キャンプ場があるし。ただ、明日は天気が悪そうなので、今日のうちに釧路湿原まで行きたいなぁ、という思いも。結局釧路まで走る事にしたんだけど、この選択が思わぬハプニングを呼ぶ事に。

*1:屈斜路摩周湖畔線