酔眼漂流記

夜毎酔眼化しつつカメラ片手に未だ人生を漂流する人の記録。

フィンランド・グラスアート展

東京都庭園美術館

散歩のネタを探していて、東京都庭園美術館で「フィンランド・グラスアート展」が行われていることを知り出かける。

庭園美術館は、初めて行く。名称から庭園関係の美術館なのかと思い込んでいたら、そういうことではなかった。1933年に建設されたアール・デコ様式の旧朝香宮邸を美術館として利用している。

建物自体も昭和初期のアールデコ様式を残す貴重な建築物。展示品があるせいであまり目立たなかったけれど、部屋を見るだけでも価値がありそう。

グラスアート

透明感と輝き。それがガラスの魅力。例えばガラス玉を透かして見える世界のなんともいえない心地よさ。自らは光ることはないけれど、外の光を内に秘めて輝く姿に心ときめく。まぁ、そんな大袈裟なもんでもなく、単純にキラキラするものに弱い、ってだけ。

観て気に入ったものをいくつか。それにしても、ガラス製品ということで観るこちらも若干の緊張感を持ちながらの鑑賞。触れて落っことしたりしたら大変だ。

腕が悪いので写真で作品の魅力を伝えられない。

金属や木といった素材には出せない味わいがある。

ここからは新館での展示。