他県人から見る横浜は、例えばみなとみらいだったり赤レンガ倉庫だったり山下公園だったり。ハイカラで垢抜けた印象のある街。それは観光地としての顔でもある。
海辺から一歩入った野毛の街はちょっと趣が変わっていて、横浜の下町的なところ、だろうか。たくさんの飲み屋が集まる歓楽街でもある。
そんな野毛の黄昏の時間にお邪魔してきた。カメラはPENTAX KFと40mmと70mmのリミテッドレンズ。カスタムイメージは雅を使用。
夕暮れ過ぎて、看板に火が灯り昼間は静かだった街に喧騒が訪れる。蠱惑的な表情。飲屋街は妖しく瞬く。
さぁ、今宵の宴はどこで始めましょうか。
道ゆく人々も皆笑顔。ここは飲兵衛の楽園。
あの店も、この店も。たくさんの笑いと幸せに、そしてちょっぴりの涙と寂しさが詰まっているんだろうなぁ。
しかし。私は最近お酒を控えていて、そんな雰囲気を見るだけで満足しちゃったけどね。